講演レジュメ「国の機関で働く非常勤国家公務員の労働実態と労働組合の存在意義」
こんばんは。
都内のN市役所労働組合での講演が終わり、やっと帰局しました(笑)。
いまから明日からの出張の準備です。
疲れ果てているので、今夜は、講演レジュメのみ。
公共一般○○支部
お話「国の機関で働く非常勤国家公務員の労働実態と労働組合の存在意義」
080131 国家公務員一般労働組合
1.はじめに 自己紹介と組合紹介(資料1)――「毛布のような」労働組合をめざして
第5回大会スローガン「法律と制度を学んで強くなろう」
組合員の感想
2.国の機関で働く非常勤職員の労働実態――非常勤職員なしでは国家公務は回らない
○制度の概要
・全国で15万人 常勤化防止の閣議決定(S36)と人事異動通知書 (資料2)
・給与法22条・人規15-15 (資料3)
・国公一般の07年度調査(資料4) 霞が関(本省)状況が初めて判明 約2万人
・霞が関からの声(Aさん、Bさんのメール紹介)
「なんちゃって公務員」コピー・お茶くみ・掃除から問い合わせ、審査、許可、指導業務まで
→「国家公務とは何か」の問いかけ かもがわブックレット『公共サービスが崩れていく』
繰り返される「雇い止め」で、「公平性・中立性・専門性・恒常性・機密性」は担保されるのか?
経済産業省のホームページ 非常勤募集のページ参照
3.待遇改善に向けたとりくみ――労働相談にとことん付き合い、国民に向けた言葉で告発
・本省非常勤職員の労働条件(特許庁=資料5、厚生労働省、財務省ほか)
・国公労連と人事院 07年春の団体交渉「どういう実態になっているのか調査する」
→07人事院勧告で初めて非常勤国家公務員の「給与等」に言及 (資料6)
→民主・共産の国会議員が人事院・総務省を追及(衆院総務委員会) (資料7)
○労働相談から始まった国公一般の組織化とたたかい(資料8)
年間60件、団体交渉10件 正職員、非常勤、派遣・請負、財団・社団職員まで
4.公務労働組合の現在と未来――「みんなのために」と言える道理あるたたかいを
○21世紀を生きる公務労働運動の挑戦――国公労連全国討論集会(07年12/7-8)を受けて
「まともな労働組合へ」という問題提起 本格的に進み始めた非常勤職員の組織化
○相次ぐ非常勤公務員の裁判
・国立情報学研究所/国立病院/国立大学法人/ゆうメイト
○国公一般への注目 (資料9)
○これからの国家公務員労働組合イメージ
・全経済特許庁支部と全国税高岡支部のたたかい(資料10)
○薬害肝炎訴訟の運動から学ぶこと
以 上
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