« 社団・財団法人改革、営利事業の課税強化 | トップページ | 働く人の法律相談(「朝日」夕刊) »

2007/12/06

レジュメ「いまこそ非常勤職員を国公労連の仲間に」

 こんにちは。

 先日、霞が関にある特許庁の労働組合で話したときのレジュメを公開します。
 添付した資料は割愛しますが、非常勤職員を労働組合に迎える意味について、感情論だけでなく事実と実態で伝えていくことが必要だと思いました。


 全経済産業省労働組合・特許庁支部 
 学習交流会「いまこそ非常勤職員を国公労連の仲間に」 
         
                         071204  国家公務員一般労働組合

 1.はじめに 自己紹介と組合紹介 
 第5回大会スローガン「法律と制度を学んで強くなろう」

 2.国公職場における非常勤職員の労働実態――非常勤職員なしで国家公務は回らない
 
 ○非常勤国家公務員(制度)の概要(権利と制度) お渡しする「概要」参照
 ・全国で15万人 常勤化防止の閣議決定(S36)と人事異動通知書 (資料1)
 ・給与法22条・人規15-15 (資料2)
 ・国公一般の調査で、霞が関(本省)勤務者数が初めて判明  約1万4000人
 ・霞が関の非常勤職員の声(Aさん、Bさん) 年間60件の労働相談、団体交渉10件
 コピー・お茶くみ・掃除から「なんちゃって公務員」(相談、問い合わせ、審査、許可、指導業務)まで
 →「国家公務とは何か」の問いかけ 
 「雇い止め」で、「公平性・中立性・専門性・恒常性・機密性」は担保されるのか?
 ○非常勤職員の待遇改善に向けて
 ・本省非常勤職員の労働条件(特許庁=資料3、厚生労働省、財務省)
 ・国公労連と人事院 07年春の団体交渉「どういう実態になっているのか調査する」
 →07人事院勧告で初めて非常勤国家公務員の「給与等」に言及 (資料4)
 →民主・共産の国会議員が人事院・総務省を追及(衆院総務委員会) (資料5)

 3.労働組合の現在と未来――民間労組から学ぶ非正規労働者との連帯
 
 ○日本経団連「07年度版経営労働政策委員会報告」を読む
 →「ワーク・ライフ・バランス」という美名のもとでの労働者「個別管理」
 ○民間地域労組:首都圏青年ユニオンの対抗軸 参加型団交と地域結集(資料6)
 ○国公一般労働組合の存在意義 →機関紙「国公いっぱん」 (資料7)
 ○これからの国家公務員労働組合イメージ
 ・全経済特許庁支部と全国税高岡支部のたたかい(資料8)
 ・国家公務員は、地域労働者と国民生活と結びついた護民官として

 4.21世紀を生きる公務労働運動の挑戦――全国討論集会に向けて(12/7-8)
 
 ○「構造改革」路線 相次ぐ公務リストラと賃下げ攻撃
 ・独法化と「民営化」 派遣労働者導入と請負業務の委託化
 ○「まともな労働組合」の問題提起 本格的に進み始めた非常勤職員の組織化
 ・あなたの職場で働く仲間の声をきかずして、公務サービスは守れない (資料9)
 ・多数派形成に向けた単組の組織拡大運動(全労働、全運輸、全港建、全建労等)
 
                                             以 上

|

« 社団・財団法人改革、営利事業の課税強化 | トップページ | 働く人の法律相談(「朝日」夕刊) »

コメント

霞ヶ関を始め全国で働く公務労働者の皆さん、お疲れ様です。

今、クリスマス商戦でデパートがいつもより人が多いです。
あぁ、公務員のボーナスが出たのね、と思いつつ、通り過ぎていますが(ちょっと泣)、公務員の中にも非常勤職員がいて厳しい労働実態の中で働いていると思うと素直にクリスマス気分になれない私です(かれこれ十数年前は・・・クリスマスといえば行事好きな私にとっては大事な年間行事)。
      ↑
  単なる「お祭り好き(^^)」

 民間も公務も格差ばっかりで、対立の構図を冷静にみないと、感情論で終わってしまいます。民間に勤める我がパートナー君は、0.1ヶ月の冬ボUPにもかかわらず、やっぱり公務員はいいよなー、とのたまっていました。
 ま、私もそう思うことはありますが。
 でも、そもそも職業希望のスタート地点が違うのに、そんなん羨ましがったってしかたないやん。と、そもそも公務員になりたい!なんて夢にも思ってなかった私は思うのですが。

 民間もパート職員とどうやって一緒に労働運動をやっていこうか試行錯誤みたいですね。正規職員のパートナー君と単なるパートの私は、何時もこの点で夫婦で話し合います。

 結論は・・・でません。

 ただ思うのは、正規職員は正規職員でパートや非常勤を待遇面の違いから「仲間」としてみてない、または遠慮しちゃう、という点。

 パートはパートで、「なんでここまでやらなあかんの?」と思い、「うちらは単なる使い捨て駒だから」と卑下?しちゃうような点。

 これに感情が入ると収集つきません(^_^;)。
 まさに泥沼。

 けれど私は思うのです。
 労働って何?働きがいって何?
 労働者には違いないでしょ?働いて賃金もらっているんだから。民間と公務は、賃金の出所が違う・特殊性の有無でしょう。と。ま、民間病院だって守秘義務ありだしねぇ。

 だれかが、民間なり公務なりの仕事をしなきゃならないんだから、と楽観的に日々仕事をしています。。。。。

 つい数年前までは公務員嫌いだった私ですが、事実を知ることによって冷静に判断がつくようになったので、皆様、ともかく地道にがんばってください。
 勉強と一緒で、近道なんてありません、と思います。

 長々と失礼しました。

投稿: ねここ | 2007/12/06 午後 02時44分

ねここさん、コメントありがとうございます&こんばんは。

民間労働者、さらにパート・臨時といった「非正規」の方からみた公務労働者(組合)、そして民間との連帯の問題……、いろいろなことを考えさせられました。

ねここさんが、こんなふうにコメントしてくれることが、実は、現代日本の労働運動の未曾有の、というか前人未踏のたたかいの現段階を象徴している気がして、とても励まされました。

今後ともよろしくお願いします。

投稿: ねここさん←国公一般担当者 | 2007/12/10 午後 08時50分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: レジュメ「いまこそ非常勤職員を国公労連の仲間に」:

« 社団・財団法人改革、営利事業の課税強化 | トップページ | 働く人の法律相談(「朝日」夕刊) »