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2007/12/28

年末年始の閉局12/29~1/4

 こんにちは。

 今年は、たいへんお世話になりました。
 国公一般は5年目を迎えて、人事院勧告の報告に影響をおよぼすような活動を広げるようになりました。

 組合員のみなさんはじめ、国公労連、単組のみなさん、民間労働組合のみなさん、ナショナルセンターの違いをこえて連帯のエールを交わし合った労働組合のみなさん、マスコミのみなさん、田舎の両親……(笑)、ほんとうに、ほんとうにありがとうございました。

 来年も、どこまで突っ走れるかわかりませんが、よろしくお願いします。

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2007/12/26

団体交渉をご体験ください(笑)。

 こんにちは。

 今年もあと数日……。
 労働組合活動を始めて、こんなに早い1年間を体験したのは、たぶん初めてです。
 
 明日の夜、団体交渉があり、僕の2007年は、文字通り団体交渉で始まり、団体交渉で終わりそうです。

 それで、僕たちが行っている団体交渉とはどういうものなのか、ぜひ、ユニオンチューブのサイトをご覧下さい。

 とりわけ、僕もサポートした美容室Ash(アッシュ)の不払い残業代を求める団体交渉をご体験下さい。

 こんなふうにして、会社はルールあるものへと変わっていくのです。

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2007/12/25

本の紹介『公共サービスが崩れていく――民営化の果てに』(かもがわブックレット168)

 こんばんは。

 今夜は、本の紹介をします。

 気鋭のジャーナリスト・藤田和恵さんが書かれた『公共サービスが崩れていく――民営化の果てに』(企画・全国労働組合総連合、かもがわ出版、600円)です。
 いま、霞が関の非常勤職員が、どのような労働実態にあるのか、果たして安定的な公共サービスを国民に提供することが出来るのか、そういうことをみんなで考えるときに参考にしてほしい本なのです。

Photo_3

 この世に、国家公務員本は数多(あまた)ありますが、霞が関の非常勤職員の姿にここまで接近した本はありません。それも、非正規任用が広がるなかで、国民のための安定した公共サービスは維持できるのかという視点から労働実態をとらえた本もなかったと断言できます。マスコミのみなさん、週刊誌のスクープレベルの話が出てきます(笑)。

 不遜(ふそん)ながら、僕もコメントさせてもらっていますが、ぜひ、買って読んでみてください。

 著者 藤田 和恵さん 
 早稲田大学法学部卒業。北海道新聞(本社社会部、東京支社政経部等)をへて、現在、フリーライター。
 著書に、『民営化という名の労働破壊』(2006年、大月書店)ほか。

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2007/12/21

論文「『ブログ』で広がる連帯の輪」

 こんばんは。

 今夜は、鶯谷にある美味しいラーメン屋さんに行きました。
 かつて国公労連でアルバイトをしていたジュニアさんに誘ってもらい、のこのこ行ったのですが、とんこつベースのしょうゆラーメンが、とても美味しかったです。ジュニアさんは、いつも食べているらしく、今夜は味噌ラーメンに挑戦したのですが、オロチョンみたいで辛かったらしいです(笑)。
 二人して、ふうふう息を吹きかけながら麺(めん)をすすり、「若者から始まる新しい労働組合運動」について語り合いました。

 さてさて、日本機関紙協会京滋賀支部の機関紙「宣伝と組織」08年1月号に、論文「『ブログ』で広がる連帯の輪」を書かせてもらいました。先日の講演会の要旨のようになっていますが、何度か書き直したものです。

 時間がある方は、ご笑覧ください。

 おやすみなさい。

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2007/12/20

労働相談の返事は、もう少しお待ちください。

 こんにちは。

 いま、たくさんの労働相談とともに、組合加入希望のメールが寄せられています。
 それに対して国公一般は、集団体制を敷いて、すみやかな回答をしているところです。もう少しお待ちください。

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2007/12/18

機関紙「国公いっぱん」第32号

 こんにちは。

 明日の朝、霞が関にある財務省と外務省の前で配布する機関紙「国公いっぱん」第32号です。
 昨晩遅くから作り始めて、いま部長のチェックが終わりました。これ、だいたい1200部を配りきります。なんとか間に合いました(笑)。


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2007/12/14

レジュメ「ウェブ時代の労働組合運動――ブログで、働く者の本音を聞く」

 こんにちは。

 明日、明後日と京都→名古屋と講演に行きます。
 僕は、実は、ウェブとかコンピュータとか、そのカラクリの内実は知らないのですが、ブログやメールを使った組合活動については、少しは話せるようになったので、レジュメを作ってみました。

 そんなとき、日本機関紙協会の京滋地本の方が、お話に呼んでくれました。ありがとうございます。
 まずは明日15日、午後1時から、機関紙会館(京都市上京区)で話します。

(お話レジュメ)

日本機関紙協会京滋地本主催
お話「ウェブ時代の労働組合運動――ブログで働く者の本音を聞く」

                             
                                    20071215 国公一般

1.人類史のなかの「ウェブ時代」――無数の人々の共時・協同的な社会「革命」時代

○梅田望夫著『ウェブ時代をゆく――いかに働き、いかに学ぶか』(ちくま新書)

○佐々木俊尚著『ネットvs.リアルの衝突――誰がウェブ2.0を制するのか』(文春文庫)

○リオタール著『ポストモダンの条件』『非人間的なもの』
○エドワード・サイードによる批判

○エンゲルス著『自然の弁証法』

※ 滅亡する太陽系を前提にして、僕たちが生きる意味はどこにあるのか

2.国公一般の組合活動 ――「毛布のような労働組合」を目指して 声の波状攻撃戦略

○機関紙「国公いっぱん」(資料1)


○ブログ「がぶり寄り」(資料2)


○マスメディアへの信頼(資料3)


3.新しい連帯の模索 ――働くものに寄り添う言葉が生まれる場所から

○ブログで結成した東京東部労働組合コナカ支部(資料4)
渡辺委員長
「文句や陰口で終わらせたくない。仕事が好きで将来は店長になりたい。長く続けられる職場にしたい」

○首都圏青年ユニオンの団体交渉(資料5)
河添誠書記長「ユニオンはブルーシート」

○政治論文「失われた『連帯』を求めて」(『論座』11月号)

4.おわりに――僕たちに必要なもの 相談者の人生への尊敬、裏切られても信じるということ

○見ること

○聞くこと

○読むこと

○書くこと

                                    以 上

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2007/12/11

対談「公務の最前線で連帯を考える」

 こんにちは。

 本日発売の『住民と自治』08年1月号(発行・自治体問題研究所)の対談に出させていただきました(笑)。
 ご相手は、三重県で、非正規公務員の組織化を進めている元自治体労働者(正規公務員)でもあった芳野孝さんです。
 僕の父親ぐらい年が離れている芳野さんですが、非正規公務員の心の奥底に分け入った運動をされている方で、熱い心意気がびんびんと伝わってきました。
 芳野さんは、みずからは公務員を退職しても、なおも地域住民の公共サービスを担う非正規公務員に「労働組合の仲間になってもらおう」と訴え続けている方で、頭が下がりました。

 お時間のある方は、ご笑覧ください。

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2007/12/10

働く人の法律相談(「朝日」夕刊)

 こんばんは。

 朝日新聞の夕刊連載に、「働く人の法律相談」の欄があります。
 僕は、これを切り抜いて、団体交渉のときの武器にするのですが、今夕は、旬報法律事務所の雪竹奈緒弁護士が、「公務員の雇い止め」をテーマに解説しています。

 雪竹弁護士は、国立情報学研究所の非常勤国家公務員、東京都中野区の非常勤保育士の「雇い止め」裁判のたたかいの到達をふまえて、「非正規公務員の雇い止めの違法性はなかなか認められないものの、合理性のない安易な雇い止めは許されないという考えが広まりつつあるでしょう」と述べています。

 この件については、僕も、後日、考えをまとめて書きたいと思います。

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2007/12/06

レジュメ「いまこそ非常勤職員を国公労連の仲間に」

 こんにちは。

 先日、霞が関にある特許庁の労働組合で話したときのレジュメを公開します。
 添付した資料は割愛しますが、非常勤職員を労働組合に迎える意味について、感情論だけでなく事実と実態で伝えていくことが必要だと思いました。


 全経済産業省労働組合・特許庁支部 
 学習交流会「いまこそ非常勤職員を国公労連の仲間に」 
         
                         071204  国家公務員一般労働組合

 1.はじめに 自己紹介と組合紹介 
 第5回大会スローガン「法律と制度を学んで強くなろう」

 2.国公職場における非常勤職員の労働実態――非常勤職員なしで国家公務は回らない
 
 ○非常勤国家公務員(制度)の概要(権利と制度) お渡しする「概要」参照
 ・全国で15万人 常勤化防止の閣議決定(S36)と人事異動通知書 (資料1)
 ・給与法22条・人規15-15 (資料2)
 ・国公一般の調査で、霞が関(本省)勤務者数が初めて判明  約1万4000人
 ・霞が関の非常勤職員の声(Aさん、Bさん) 年間60件の労働相談、団体交渉10件
 コピー・お茶くみ・掃除から「なんちゃって公務員」(相談、問い合わせ、審査、許可、指導業務)まで
 →「国家公務とは何か」の問いかけ 
 「雇い止め」で、「公平性・中立性・専門性・恒常性・機密性」は担保されるのか?
 ○非常勤職員の待遇改善に向けて
 ・本省非常勤職員の労働条件(特許庁=資料3、厚生労働省、財務省)
 ・国公労連と人事院 07年春の団体交渉「どういう実態になっているのか調査する」
 →07人事院勧告で初めて非常勤国家公務員の「給与等」に言及 (資料4)
 →民主・共産の国会議員が人事院・総務省を追及(衆院総務委員会) (資料5)

 3.労働組合の現在と未来――民間労組から学ぶ非正規労働者との連帯
 
 ○日本経団連「07年度版経営労働政策委員会報告」を読む
 →「ワーク・ライフ・バランス」という美名のもとでの労働者「個別管理」
 ○民間地域労組:首都圏青年ユニオンの対抗軸 参加型団交と地域結集(資料6)
 ○国公一般労働組合の存在意義 →機関紙「国公いっぱん」 (資料7)
 ○これからの国家公務員労働組合イメージ
 ・全経済特許庁支部と全国税高岡支部のたたかい(資料8)
 ・国家公務員は、地域労働者と国民生活と結びついた護民官として

 4.21世紀を生きる公務労働運動の挑戦――全国討論集会に向けて(12/7-8)
 
 ○「構造改革」路線 相次ぐ公務リストラと賃下げ攻撃
 ・独法化と「民営化」 派遣労働者導入と請負業務の委託化
 ○「まともな労働組合」の問題提起 本格的に進み始めた非常勤職員の組織化
 ・あなたの職場で働く仲間の声をきかずして、公務サービスは守れない (資料9)
 ・多数派形成に向けた単組の組織拡大運動(全労働、全運輸、全港建、全建労等)
 
                                             以 上

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2007/12/05

社団・財団法人改革、営利事業の課税強化

 おはようございます。

 標記、日経新聞の一面に載っていました。

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2007/12/04

特許庁の労働組合で話してきました。

 こんばんは。

 たったいま、経済産業の管轄である特許庁にて、特許庁の労働組合から呼ばれて、講演「いまこそ非常勤職員を国公労連の仲間に」を終えてきたところです。

 疲れましたが、心地よいものがあります。

 なぜなら、非常勤職員を含む18人の職員が集まってくれ、僕の話に耳を傾けてくれたからです。
 話し終わった後、職場のリアルな実態が次々と寄せられました。

 後日、詳しい内容はアップしますが、特許庁の労働組合が、広く職員のために活動している姿が伝わってきました。

 本当にありがとうございました!!

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2007/12/03

労働相談の返事は、もう少しお待ちください。

 おはようございます。

 先週からたくさんの労働相談が寄せられています。
 必ず回答の返信をしますので、もう少しお待ちください。

 どうか、その間、当局の嫌がらせや不当な扱いに負けないでください。

 回答メールを送っても、あて先不明で返ってくるアドレスの方もいますので、受信できるように規制の解除をしてくださいね。

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