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2007/11/12

外務省在外公館現地採用職員のページを作りました。

 こんばんは。

 トップページに「外務省在外公館現地採用職員」の項目を作りました(一部工事中)。彼/彼女たちは、公務員でも何でもありません。国公一般は、彼/彼女たちの法的な身分について、日本国籍取得者の場合は、違法だと考えています。外務省は、脱法・違法にあたる採用をしていると思われます。

 霞が関で働いている非常勤国家公務員1万4000人のうち、正規の国家公務員とほぼ同じ仕事を任されている方がたくさんおられますが、正規職員との労働条件の格差はものすごく違います。僕は「官製ワーキングプアを生み出すな!」と批判しています。非常勤職員たちは、「法の谷間」におかれていて、悩んでいるのです。

 「法の谷間」と言えば、この、世界の日本大使館・領事館で働く外務省現地採用職員6000人の方々も同じなのです。日本外交の最前線で働いているにもかかわらず、正規の職員とはまったく身分も待遇も違うのです。日本語と日本文化を身につけ、かつ外国語も話せる彼/彼女たちですが、セクハラ・パワハラ、理由のない解雇、賃金カット、保険未加入が横行し、日本国籍を持っている方は日本に帰国した後の年金保障など、何一つ定められていません。

 いま世界の5日本大使館・領事館で、国公一般の組合員が働き、活動しています。
 「法の谷間」にある外務省在外公館現地採用職員のページを作りましたので、必要な資料などをダウンロードして学び、仲間に広げ、強くなってください。

 理由のない解雇やセクハラ・パワハラがあった場合は、事実をメモにし、ときには録音にもとって、国公一般の労働相談にお寄せ下さい。外務省本省の在外公館課に届けたいと思います。

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