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2007/08/28

独立行政法人で残業代未払い 労基署が是正勧告

 おはようございます。

 今週末から国公労連の定期大会が始まります。
 労働相談や依頼原稿書きなどに追われていて、ホームページとブログの更新が滞(とどこお)っております。申し訳ありません。

 ただ、「朝日」のネットから注目した記事を紹介します。
 国家公務員の不払い残業が大きな問題になりつつありますが、労働基本権(労使関係)を取り戻せば、こんなふうに事態を変えることが出来ます。

(記事ここから)
 
 車検業務を国から委託されている自動車検査独立行政法人の中部検査部(名古屋市中川区)が、40代の男性職員の昨年の残業手当の一部を支払わなかったなどとして、名古屋南労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かった。男性は7月、過重勤務により抑うつ状態になったなどとして、同法人を相手取り、慰謝料など約555万円の支払いを求め名古屋地裁に提訴した。

 同法人によると、2月に同労基署から、男性の06年4~12月分の残業手当の一部が未払いなうえ、超過勤務を1年360時間までなどと定めた労使協定にも違反しているとして是正勧告を受けた。

 男性は国土交通省中部運輸局から出向し、06年度は同検査部の管理課係長だった。同検査部は、同期間の男性の超過勤務は385時間で、うち139時間が未払いだったとして約39万円を支払った。

 また、訴状によると、男性は事務見直しや部下が休暇を取ったことなどから残業が増加。昨年12月に医師から抑うつ状態との診断を受け、今春、出向元の中部運輸局に戻ったが、自宅療養が続いているという。

 同法人は「超過勤務の適正な管理・縮減に取り組むなかで勧告を受けたことは残念。提訴については現段階ではコメントできない」としている。
                    (2007年08月25日08時34分)

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2007/08/22

財務省・外務省前での早朝宣伝

 おはようございます。

 今朝、国公一般は、財務省・外務省前で恒例の宣伝を行いました。
 約1時間という短い宣伝でしたが、組合ニュース「国公いっぱん」第30号を、ななななんと1000枚も手渡すことができました。

 今回のニュースには、霞が関・中央省庁の非常勤国家公務員の労働条件(日給額、任用期間、諸手当など)が比較表になって掲載されています。

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2007/08/20

組合員が増えています。

 おはようございます。

 今月末は、国公労連の第53回定期大会です。本部の執行委員のみなさんは、その準備や対応で毎日遅くまで仕事をしています。国家公務員にかけられている誤解に基づくバッシングや大規模なリストラ合理化攻撃をどのようにはね返し、国民のための行財政・司法を確立していくのかが問われています。

 そんななかで、国公一般に加入する組合員が増えています。
 いずれも労働相談から団体交渉を決意して加入するというケースですが、さまざまな悩みを抱えた職員の声に耳を傾けるとき、この国は相当おかしな状況に突入しているという印象を強くします。

 22日(水)は、財務省と外務省の前で早朝宣伝を行います。
 組合員のみなさん、朝早いですが、ご協力よろしくおねがいしま~す!!

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2007/08/15

今週は、夏季休暇です。

 こんにちは。

 国公一般の担当者は、~17日まで夏季休暇中であります。
 労働相談や取材申し込みのメールが寄せられていますが、少しお待ちください。

 国公一般に相談する前に、国家公務員の労働条件全般については、人事院に問い合わせることをお勧めします。保険や年金については、共済組合に連絡してみてください。それでも駄目なら、まさに労働組合の出番です。

 たいへんな労働環境になってきましたが、みんなで励まし合いながらサバイバルしていきましょう。

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2007/08/10

涙の人事院勧告

 こんにちは。


 一昨日(8日)、人事院勧告が出ました。
 主な内容は、「朝日」「読売」「毎日」とか読んでください(笑)。

 3年半前、僕は、本格的に国家公務員の労働組合活動に携わるようになったのだけれど、活動する目的は、1.霞が関の過酷な労働実態を改めること、2.非常勤国家公務員の労働条件を改善すること、この2点だった。

 霞が関を歩き回り、名刺を渡しながら非常勤職員さんの声に耳を傾け、ポツポツと組合員になってもらい……、雨が降ろうと風が吹こうと機動隊と激突しようと内閣府・財務省・外務省の門前で機関紙「国公いっぱん」を配布し続け……、年数回の人事院と総務省のキャリア連中と粘り強く交渉し……、国公労連の仲間たちと長過ぎる会議を重ね(笑)、各省庁や外郭団体に団体交渉を申し入れ……、ブログを書き続け、マスコミの方々が取材して記事にしてくれ、国会でバカキャリアを追及してもらい、それから、内部情報で裏づけた「霞が関中央省庁で働く非常勤国家公務員の労働条件一覧」の記者会見を行い……、

 
 振り返るとき、僕たち国公一般がやってきたことはただ一つ、霞が関が、長い長い間、隠蔽(いんぺい)し抑圧し続けてきた非常勤国家公務員の生の声を国民のみなさんの前に届けることだったとわかる。彼女たちは、自分たちの労働条件や制度についてまったく何も知らなかったから、声のあげようがなかった。


 あれから、3年半の年月が経ち……、いま、
 人事院は、人勧制度史上、初めて非常勤国家公務員の給与と制度に対する問題意識の表明を行った。
 
 こんなふうに↓、たった数行の記述に過ぎないけれど、僕は、その記述を何度も何度も左から右へと視線を移動させているうちに、思わず涙が出てきた。

職員の給与等に関する報告
 (3) その他の課題
 ア 住居手当 (略)

 イ 非常勤職員の給与
 委員、顧問、参与等以外の非常勤職員の給与については、一般職の職員の給与に関する法律第22条第2項の規定に基づき、各庁の長が、常勤の職員との権衡を考慮し、予算の範囲内で支給しているところであり、多様な職務に応じた様々な処遇が行われているが、同様の職務に従事しながら、所属する府省によって必ずしも均衡がとれていない事例も見受けられる。本院としては、非常勤職員の給与の実態の把握に努めるとともに、それぞれの実態に合った適切な給与が支給されるよう、必要な方策について検討していくこととする。
 なお、非常勤職員の問題については、民間の状況もみつつ、その位置付け等も含めて検討を行う必要があるものと考える。
 

 ……霞が関で出会った非常勤職員さんたちの顔が次々と浮かぶ。
 その大半の方々は、いまはもう、霞が関の職場にはいない。月2万円の賃下げに納得いかないと怒った人、「若返りのため」という理由でクビを切られそうになって労働相談に駆け込んできた人、セクハラにあってメンタルシックで苦しみ抜いた人、パワハラに泣いた人、「雇い止め」で泣く泣く辞めた人……、しかし、精神的に追い込まれた彼女たちは、勇気をふるって労働組合・国公一般に連絡してきたのだ。
 僕たちは、全力でたたかった。相談者の一人として裏切ったことはなかったと断言できる。

 初めて国公一般に加入した非常勤職員さんは、クビになる3月末まで2週間しかなかった。

「なんで国公一般に入ろうと思ったの?」
 そう僕が訊(き)くと、彼女は、
「……はい、確かに私は、あと2週間もすれば『雇い止め』(=クビ)になっちゃうけど、次に職場に入ってくる、まだ見ぬ後輩のために国公一般に入って何をかしたいんですよね」
 そう言って、組合費である1000円札を手渡してくれたのだった。

 
 非常勤職員の声は小さく、か弱いものだった。
 けれど、そんなあなたと、労働組合とのコラボレーションによって、このように国家権力は動き始めたのだ!!

 すべてに……、無駄だったと思ったことも含めてすべてのことに意味があったのだ!!

 非常勤職員のみなさん、本当にありがとう!!

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2007/08/08

(声明)総人件費削減を許さず、公務員労働者の「働くルール」確立を

 声明 総人件費削減を許さず、公務員労働者の「働くルール」確立を

 人事院は本日、一部とはいえ俸給表改善では8年ぶりとなる一般職国家公務員の給与改定などに関する勧告ならびに報告を、国会と内閣に対して行った。
 勧告は、0.35%、1352円の官民較差(かくさ)にもとづき、初任給を中心とした若年層の俸給月額と一時金の0.05月改善、子等の扶養手当の500円引き上げ、地域手当の改定(一部は07年4月遡及)、公務員制度改革に関わる「専門スタッフ職俸給表」の2008年度新設など、報告では、公務員制度全般の検討が進められている状況等をふまえた新たな人事評価制度の導入などに対する人事院の基本的な認識、超過勤務の縮減対策などについて言及している。
 
 国公労連は、07年人事院勧告に向けて①賃金・一時金の改善、とりわけ初任給の抜本改善、②所定勤務時間の当面一日15分の短縮、③非常勤職員の処遇改善を重点要求として、職場からの上申(じょうしん=所属長から上局に対して意見をあげること)闘争を背景に人事院追及を強めてきた。
 これらの課題に対する到達点は、仲間の期待や厳しい生活と労働実態に見合った改善には至らないものの、長年続いた賃金抑制・切り下げの流れを断ち切ったこと、とりわけ不十分ながら民間との格差が著しい初任給の
一定の引き上げは、青年協をはじめとする運動の成果である。

 しかし、俸給表全体の改善に及ばなかったことは、昨年政府の圧力に屈して改悪した比較対象企業規模を「100人以上」に回復しなかった不作為の結果であり、納得できない。加えて、給与構造「見直し」の際に既存の原資で措置するとしていた地域手当に較差の40%強を配分したこと、評価制度が未確立のもとで一時金の増加分を勤勉手当に配分し、成績主義を強化したことなどは要求に反するものであり、容認し難い。
 所定勤務時間の短縮では、民間企業における4年間の平均所定労働時間が一日7時間44分であり、各府省当局も「所用の準備を行えば業務遂行に影響を与えることなく対応可能」としているにも関わらず、来年の勧告に先
送りしたことは断じて認められない。速やかな時間短縮に向けて「意見の申出」などの措置をとり、試行の実施等も含む条件整備に直ちに着手することを強く求める。
 超過勤務の縮減対策では「不払い残業」の存在を公式に認め、計画的な在庁時間の削減に向けた目標の設定や予算確保も含めた検討に言及したことは、一歩踏み込んだ姿勢として受け止める。
 また、非常勤職員の処遇について「実態に見合った適切な給与が支給され
るよう、必要な方策について検討をすすめる」とともに、「民間の状況も見つつ、その位置付け等も含めて検討を行う」との指摘を初めて行ったことは評価できるが、劣悪な労働条件の改善に向けた具体的な施策の打ち出しには至っていない。
 「格差と貧困」が社会問題化しているなか、公務職場からワーキングプアを発生させないためにも、非常勤職員を含む公務員の労働基本権制約の代償機関、利益擁護機関としての責務を果たすことを求める。
 
 国公労連は、春闘段階での政府・人事院回答をふまえ、前述の重点課題の実現に向けて賃金改善署名(8万5696筆集約) や要求ハガキ行動、職場決議の集中、人事院地方事務局包囲行動、7月18~ 20 日の全国統一行動、7・25中央行動などを、最低賃金の大幅引き上げ等を求める運動と結合させ、公務・民間一体でとりくんできた。
 また、総人件費削減に反対し国民本位の行財政・司法の確立を求めるたたかいとともに、公務員制改革で狙われた「財界・大企業奉仕の行政」への転換を許さず、「全体の奉仕者」としての公務員労働者の「働くルール」確立を求めるとりくみを強めてきた。
 こうした中で、「戦後レジームからの脱却」を掲げて公務員バッシングを煽り、地域切り捨て、格差拡大の「構造改革」路線を強行する政府・与党に対し、参議院選挙で国民から厳しい審判が下された。
 
 国公労連は、このような運動の到達点を引き継ぎ、労働基本権の早期全面回復を含む民主的公務員制度の確立、公務員賃金の確定、所定勤務時間の短縮や長時間過密労働の解消など切実な要求を前進させるため、秋季年末段階のとりくみを強化する。
 この間、職場・地域で奮闘いただいた組合員はもとより、協力・共同してたたかった民間の仲間と国民の皆さんに心から感謝するとともに、引き続く運動への結集と連帯を呼びかける。
 
2007年8月8日
国公労連中央闘争委員会

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2007/08/02

労働相談の回答は、もう少しお待ち下さい。

 こんぱんは。

 いま団体交渉の後始末や新たな団体交渉申し入れや労働相談が殺到していますので、メール相談への回答は、申し訳ありませんが、後回しにさせていただきます。しかし、必ず返信します。

 国の機関で働く労働者の労働条件は、まさに無法地帯と化しています……。

 ファイト!!

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2007/08/01

首相官邸下で激突!!

 おはようございます。

 今朝は、安倍首相がお休み中の首相官邸下と内閣府前で宣伝を行いました。
 報道では、安倍自公政権は崩壊寸前(?)ってことで、「追撃」っていうわけではないけれど(笑)、国公一般は毎月第一週水曜日(定時退庁日)に行っている定時宣伝を敢行したのでありました。

 そんで、午前8時30分、僕が「国公一般」の組合旗とハンドマイクを抱えて官邸の下に向かうと、第7機動隊のみなさんが、どこからともなくわらわらやってきて通せんぼする!!
 僕「この前、ちゃんと協定を交わしたじゃないですか」
警官A「本部に問い合わせていますから、これ以上の進入は困ります」
(僕は、予防線をどかどか踏み破る)

 Gachinko


 やがて登場したのは真打ち・国公労連の武闘派・書記長だッ!! 怖い!!
「何、ぐだくだやっておるんじゃッ。組合の宣伝行動に(木っ端)警官が何のようじゃ、まったく」
 警官たちは一瞬ひるんで後ずさりする……。
「われわれ労働組合の宣伝行動を規制できるような、法的根拠を見せてみいやッ」
 書記長の追及に対して、警官Bは「あなた方と法律論争をするつもりはない」と反論にならない「反論」を試みる。書記長はなおも激しく追及する。
「われわれは、もう4年あまりに渡って、この場所で、毎月1回、宣伝行動しているのだッ。なあ、あんたら警察官が、知らないとは言わせんぞ。われわれがここに来る、そのたびに、いちいち文句を言いに来る、規制をかけてくる、その行為自体が民主主義への妨害以外の何ものでもないッ!! やい、妨害できるっツー法的根拠を示してみなさいよ」


 やがて、別の警察官が、本部と連絡を取って「国公一般に宣伝をやらせてあげなさい」と言われたのかどうかわからないけれど、無事、警官たちは蜘蛛の子を散らすようにいなくなり、国公一般の宣伝が開始されました。

 僕は、内閣府前で機関紙「国公いっぱん」第30号を配布したのですが、1時間で、なんと750枚が完全に配布されました。

 組合員のみなさん、ご苦労様でした。

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