社会保険事務所で働く非常勤国家公務員の無権利性
こんばんは。
「消えた年金」問題で揺れる社会保険庁や社会保険事務所で働く非常勤国家公務員(アルバイト)のみなさんの労働条件その他の報道を集めました。無権利極まりない状況です。
また、産経新聞は、現在の深刻な問題を解決するためには、莫大な予算がかかることを報道しています。その内実が、派遣労働者を掻き集めてのマニュアル対応なのだ(苦笑)。
やはり、僕は、国家公務の専門性、安定性(安全性)、公平性、機密性を保つためには、きちんと身分保障をしなければならないと思うんだよ。もう、歴代政府の付け焼き刃的な対応では、駄目だと思うんだよ。
バイト経験者、年金入力ミス認める 「自分のせいでは」(「朝日」2007年6月17日付)
低賃金で夏季休暇もなし――「謝金職員」の実態(「赤旗」2006年3月30日付)
社保庁 劣悪な労働条件 非常勤 184人不当雇い止め 小池議員追及(「赤旗」2006年3月18日付)
年金照合まず90億円 最終費用、見通し立たず(「産経」2007年6月10日付)
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コメント
政府は、いかに安上がりに仕事をこなすかという視点しかないんでしょうね。
効率化という言葉で安い給料の労働者に置き換えていくのって、本当に人を人として見ていないですよ。
労働条件を切り下げても仕事は今まで以上にしっかりなんて、そんなの無理です、できません。
充分な休養と困らないだけの給料なしに、仕事に打ち込めるわけがないのに。
きちんとした身分保障に大賛成です。
投稿: contack | 2007/06/24 午後 06時32分
コンタックさん、コメントありがとうございます。
あなたの意見に全面的に賛同します。
とにかく「安かろう悪かろう」では、公務は回っていかない、ということを声を大にして言いたいですね。
投稿: 国公一般担当者 | 2007/08/15 午後 02時38分