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2007/02/08

働く者をもっと大切にして。

 こんばんは。

 今日から三夜連続で、いま国公一般に加入し、初めての団体交渉にのぞんで会社とたたかっている若い組合員の手記を掲載していきます。この会社は、厚生労働省の外局が業務委託していたところなんですが、年末、ずさんな「解雇」通告を行い、契約社員15人は、年末の路頭に迷いながら国公一般の労働相談に駆け込んだのでした。


 働く者をもっと大切にして――Gさん

 いま私は人生初めての団体交渉の真っ只中です。
 団体交渉を通して、いかに会社が働く人に対して適当な扱いをしてきたのか、そのことをすごく感じました。人の上に立つ人が無責任な言葉を使ったり、「自分は雇われ社長だから」などと責任逃れをしたり……。

 働き始めるときに記入する雇用契約書ですが、この内容があいまいだったと知り、とてもショックでした。私は、働き始めるときに、契約書がしっかりしてるかどうかなんてまったく気にもとめていませんでした。行政の人には、違法な契約書がはびこらないような指導をしてほしいです。
 
 会社は利益がないと潰れますが、その利益を出すためには働く人が不可欠です。
 「契約社員だから」「バイトだから」といって、必要な時にどんどん使って、いらなくなったらクビを切るっていうのはどうかと思います。働く者を、もっともっと大切にしてほしい。会社は「解雇」という行為をもっと重く考えるべきです。

 いま私は23歳ですが、この時期に団体交渉を経験していることは、とてもいい体験をしてると感じています。これを機会に労働法を学ぼうと思います。

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