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2006/12/26

今年もお世話になりました。

 こんばんは。

 今年の「がぶり寄り」は、今夜で書き納(おさ)めいたします。
 労働相談は、年末年始も受けつけておりますので、左側のメールフォームから送信下さい。

 来年の国公一般は、1月10日(水)から内閣府前での早朝宣伝を開始します。
 同日、第3回執行委員会も行いますので、執行委員の方は、忘れずに年越し下さい(笑)。

 

 さて、今年1年の(極めて個人的な)反省なんですが、やっぱり、結婚できなかった……ということでした(苦笑)。
 この前、地下鉄銀座線の新橋駅で入手した東京メトロのフリーペーパーを読んでいたら、「蝶々」とかいう女性が「作家の村上龍さんが、『35歳を過ぎて結婚していない男は、なんらかの問題がある』と言っていた」と書いていましたが、一読した僕は、「こいつら、人権侵害甚(はなは)だしいこと言っとるな~~ッ」と大変憤慨(ふんがい)したのですが、しかしいま、自分の胸に手をあててよ~く考えてみると、あくまで僕の場合なんですが、やっぱり、僕っていう人間は、かなり問題がある……ということを、悔しいけれど、認めなくてはならないな、と思っております。

 僕という人間を形成してきたのは、平気で嘘(うそ)をつく、平気で自分を偽(いつわ)る、相手の信頼を堂々と裏切る……、一応は反省してみるが、心から反省しない……、そういう、まったくどうしようもないことばかりなのでした。ただただ、労働組合運動のフィールドにおいてだけは、そういうことがないように心がけている、そのことで毎日が必死なのでした。
 
 こんな男が結婚できるわけない(!!)。

 さて、話はかわりまして(笑)、「天声人語」的なコラムで今年の幕を引きたいと思います。


 今年もあと僅(わず)か、心に残った言葉をいくつか紹介したい▼「本省で死にたくなければ、労働組合に加入して自分の意見を主張すること」。「不夜城」と呼ばれる霞が関で組合の役員になった女性の言葉だ。彼女は「組合に加入して自由になった」と言う▼「王侯貴族と奴隷の関係だから悩みなんて言えない」。本省庁でサービス残業を強いられている事務補佐員の言葉だ。「王侯貴族」である課長は、非常勤職員の彼女に「トイレに行くときには報告せよ」と言い渡し、監視を強めていた。「霞が関は狂っている」と確信した一言だった▼今年3月、国立情報学研究所非常勤職員の雇い止め事件の判決は「(非常勤職員の任用更新の当否は)道具を取り違えるのとは訳が違う」「適正な手続きを践(ふ)み、相応の礼を尽くすべき」とのべ、初めて国の雇い止めを無効とした。感動したっ!!▼「次に入ってくる職員さんのためにも、私が辞める直前まで、国公一般と一緒に職場を変えていきたい」。初めて霞が関の非常勤職員が国公一般に加入したときの言葉だ。驚く僕の目の前に差し出された加入届と組合費千円札のまぶしさよ▼これらの言葉を力に、来年も元気よく活動を広げたい。

 読者のみなさん(なぜか、一日1000人近い方々に、このブログ「がぶり寄り」を読んでいただけるようになり、僕は、とても驚いているのですが)、よい年末年始をお過ごし下さい。

 今年、数々のコメントやトラックバックをしていただいたブロガーのみなさん、本当にありがとうございました。来年は、紹介していただいたブログにトラックバックが出来るようにしたいと思います。

 ではでは。

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