« 涙について | トップページ | マスコミのみなさん、公務の無法を追及してください。 »

2006/10/03

「美しい国」を壊したのは誰だ?

 こんばんは。

 一介(いっかい)の、それも国家公務員の組合活動家でしかない僕には、倫理的なこととか「正しいこと」とか言える資格も立場もないわけだけれど、とりあえず、以下のコラムだけは書かせてもらいました。仕事がら、安倍新首相の「美しい国へ」っていう本を立ち読みで読了したけれど、まったく、噴飯(ふんぱん)もので、時間の無駄だった。

 以下は、明日の早朝、内閣府前で配布する機関紙「国公いっぱん」第22号のコラム「霞が関メモ」です。


 安倍晋三首相は、所信表明演説で日本を「美しい国」にすると繰り返した。文化、伝統、自然を大切にする「凜(りん)とした国」日本にする、という▼新首相ののっぺりした表情から繰り出される早口を聞きながら、怒りでいっぱいになった。僕のような地方出身者にとって「美しい国」日本とは、「ふるさと」に他ならない。いまの自分を育んでくれた美しい山河と仲間たちのことだ▼帰省するたびに目の当たりにする「ふるさと」の荒廃に胸が痛む。魚やザリガニを捕った川は埋め尽くされ、戦没者を奉(まつ)る大鳥居がそびえた霊峰には自衛隊のデジタル通信基地が建設されていた。街にはバイパス道路が何本も幅をきかせているが、商店街はシャッター通りと化していた。若者は働く場所がなく都会へ出て行き、秋祭りや消防団の存続は風前の灯火。農家の跡継ぎもなく、農機具会社が荒れた田畑を管理していた▼文化も伝統も自然もすべて喪失してゆく「ふるさと」の姿は、戦後保守政治がもたらした風景なのだ。美しい「ふるさと」を破壊したのは誰だ? 自民党とその追随勢力ではないのか! 「ことば」にだまされてはいけない。

 
 前回、外務省の前で機関紙を配っていたら、麹町(こうじまち)署の紺色機動隊のみなさんが「あんたたちの宣伝を認めちゃうと、右翼の連中が『俺たちもやらせろ!!』と、うるさいから、どうか、正門前での宣伝は止めてください」としつこくお願いされて、とりあえず、僕ら、少し斜め前から宣伝を再開したけれど、明日の内閣府(首相官邸の真下)の宣伝行動は、どうなることやら……。

 とりあえず、宣戦布告しておきます。
 僕らは、極左テロリストとか右翼じゃないんで(単なる労働組合、それも国家公務員の組合なんで)、そこのところご理解下さい(笑)。
 明日の朝は、日本国憲法の「表現の自由」「集会・結社の自由」の旗の下(もと)、一歩も引かずに早朝宣伝をやらせてもらいますんで……。

|

« 涙について | トップページ | マスコミのみなさん、公務の無法を追及してください。 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「美しい国」を壊したのは誰だ?:

» 中古の農機(農機具) - 農機具の中古情報 [中古の農機(農機具) - 農機具の中古情報]
中古の農機(農機具) - 農機具の中古情報 [続きを読む]

受信: 2006/10/26 午後 06時55分

« 涙について | トップページ | マスコミのみなさん、公務の無法を追及してください。 »