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2006/08/30

悪人。

 僕は、ほとんど新聞小説を読まないのですが、いま「朝日」夕刊に連載している吉田修一さんの「悪人」は、読んでいます。
 今週あたりから、大きな山場のような描写が続いています。
 いわゆる「出会い系サイト」を通して、若い男と女が駅で出会うシーン。

 ああ、こういう心理なのかっ!!と(笑)。

 現代を生きる若者の姿を描いたら右に出る作家はいないと言われる吉田修一さん、まるで女性に乗り移ったようなリアルな描写、流石(さすが)です……。

 束芋(たばいも)さんのカラー挿絵が、一段と気味悪く、しかし文章を盛り上げています(笑)。

 国公労連の定期大会が始まります。

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2006/08/29

労働相談2件、余話。

 今日は、大会の準備をしながら、労働相談2件の対応をしました。
 
 霞が関の正職員と派遣労働者です。

 国Ⅱ正職員の彼は、「国家公務の職場は、事なかれ主義で、部長も課長も管理責任を果たさない。本当に真面目で国民のことを考えている仲間は、心を病んで辞めていくから、くだらない連中ばかりが上に残っていく。奴らは、ただ次の異動を待っているだけなんだから……。ほとんど死んでいるよ」と言い放ちました。
 僕は、「霞が関は、政治学者の丸山真男さんが指摘する無責任の体系の権化だから」と言って頷(うなず)いた。

 派遣労働者の彼は、「同じフロアで同じ仕事をしているのに、なぜ派遣というだけで、賃上げもなくボーナスもないのか?露骨に見下す職員がいるし、郵便物を持ってきても挨拶(あいさつ)ひとつしてくれない職員もいる。サッカーにたとえると、まるでアウェーでたたかっているみたいだ」と肩を落とした。

 こんなとき、僕が必死で考えているのは、団体交渉をどのように進めるかということだ。
 いつ、どんなタイミングで、どんな要求で?

 とにかく、今日の2人には、もう少し様子を見てから、たたかいの狼煙(のろし)をあげようと諭(さと)した。
(しかし、小泉バカ内閣の強行した総人件費削減攻撃が、今後、各職場にボディーブローのように効いてくるから、いまの時点でさえ、だんだん労働相談が増えてきている。8月の件数は、昨年度比50%増ですから……、ホントに深刻です)

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2006/08/28

国公労連の大会準備

 もう夏も終わりです。
 夏季休暇も取らず、黙々と仕事をしておりましたが、個人的には、海に行きたかった……、誰か(女性)と。

 
 さて、そんな夏の締めくくりとして、国公労連第52回定期大会が行われます。
 8月31日(木)午後1時~9月2日(土)午後4時、東京都内で。

 いま本部は大会準備に追われており、僕は国公一般の活動報告資料を作ったりして大忙しです。
 こういうときにも、労働相談は寄せられています。

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2006/08/24

内容証明郵便の出し方

 こんばんは。

 とうとう出してしまいました、内容証明郵便……。
 労働組合の活動を始め、各省当局や民間企業と団体交渉を繰り返すうち、僕、いつかは出すことになるだろうなあ……、と予期していたのですが、本日、霞が関の郵政公社で出してきました。

 内容証明郵便は、これまでも弁護士とかに特別な事案を依頼したときなどに出してもらっていたはずなんですが見たことはなくて、労働組合の担い手としての僕が、本日、自身が起案した文書を団体交渉の相手に直接出すことになろうとは……。

 この郵便について、なんだか嫌~なイメージありません?(笑)。

 今日、実際、霞が関の郵政公社に自転車でゆらゆら行って、職員に「内容証明郵便を出したいんですが~」と声をかける。事前に教えられていたように、組合側と相手側と、それから郵便局側と、都合3通の文書に割印(わりいん)を打っていくとき、なんだか厳粛な気持ちというよりは、やっぱ、嫌~な感じがしましたよ。

 ちなみに、僕の書いた文書は、横書き20字×20行。
 ついつい怒りが先走って、A4の便せん4枚に及びました(笑)。
 
 かかった代金2,010円……、ちょっと高い気がしました。
 
 さてさて、相手との本格的な戦闘開始です。

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2006/08/22

いまから団体交渉です。

 仕事が、だいたい(あくまでおおよそ)終わりましたので、これから職場をコソッと抜けて、団体交渉に行ってきますね(笑)。
 
 6人の若い組合員を守るため、全力で会社を追及したいと思います。
 詳しいことは書けないのですが……、すでに彼らの解雇の撤回は勝ち取っているので、大きな山は越えているのですが、第4回目となる今夜の団体交渉では、これまで青年労働者たちが休まざるを得なかった分の賃金……、つまり休業補償としての100%賃金を支払わせたいと思います(会社は、労基法でいう最低ラインとして6割しか払わないと主張しているので)。
 今夜は、ちくちくいきますよ、ちくちく。

 

 しかし、「朝日」は、本気で働く者の労働環境改善に向けたキャンペーンを張っていますね~。「ヒダリ」風に「靖国」とか「小泉」とか斜に構えて眺めているだけではなかったのですね(笑)。ごめんなさい。
 まあ、マスコミが、労働問題の記事を連打するとともに、記者が、僕たち労働組合の団体交渉に直接に参加してさ、自分の曇りのない目で労働組合の役割を見てほしいと切に希望します。

 昨日付の記事「心の病 30代社員急増――うつ病や神経症」なんて、霞が関的にも関心高いと思ったし。

 
 今回の人事院勧告の「公務員人事管理に関する報告」を読むと、当局が、優れた人材の確保に頭を悩ましているのがよくわかる。後日、なぜ、霞が関がどんどんおかしくなっているのか、僕なりの意見を全面的に展開したいと思います。

 

 じゃあ、団体交渉に行ってきま~す。

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2006/08/21

黒酢の効果。

 こんばんは。

 まだ、仕事が続いています。
 今年度の労働相談の総まとめを、馴れないエクセルを立ち上げて、打ち込んでいます。エクセルの表は、国公一般の執行委員であるTさんが、わざわざ作成してくれました。……ありがとうございます。

 一件一件まとめていると、頭のなかがウニになっていく(この比喩は、名古屋大学の学生時代に僕のまわりでのみ流行った表現で、その意味するところは「頭のなかが混乱する、どう考えてもいい知恵が浮かばない」。)ので、気分転換も兼ねて、労働組合とはまったく関係のないことを書きますね(笑)。

 どうぞ、お許しを。

 

 さて、みなさん、黒酢って、飲んでます?

 実は僕、飲んでます。

 愛知県の実家で暮らす両親から、「疲れがとれるでのん、あんたも、飲んだ方がええが」と言われ、以来、とりわけ母親が、わざわざ沖縄産とか鹿児島産の黒酢を送ってくるので、毎朝、お猪口に一杯、グイッと飲んで、ときに喉(のど)を「カハッ」「カハッ」させながら過ごしていたら……(笑)、


 な、ななななんと、


 一年以上もしつこく、左の頬骨の下に出来ていた、脂肪のかたまり(ニキビの大きい感じの、しかし潰れないもの)が、みるみるうちに小さくなっていき、今日気づいたら、ほとんどフラットになっていた(!)。毎日の日課のように黒酢を飲み始めて半年、だんだんと小さくなっていくのがわかっていたのだけれど、それと同時に、手持ちぶさたなときに、ついつい無意識に脂肪のかたまりをいじっているという愚かな行為が少なくなっていったことにも気づいていたのだった。

 そういうわけで、黒酢の効能として(誰も主張していないかもしれないけれど)、

 「脂肪のかたまり、あるいはおできのようなものが、だんだん小さくなる」

 ということを声を大にして言いたいのですよ。

 お肌に敏感な読者のみなさん、試してみてください。

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2006/08/17

闘う女子高生

 暑中見舞い申し上げます。
 ムシムシです。
 ひさしぶりのjrです。

 こんな暑いときに血と汗の出そうな話なんですが、労働組合のオルグっていう仕事は、何度言っても言い足りないほど大変な仕事なんですね~。

 国公労連の本部で働く私は、オルグという立場ではないのですが、その傍(かたわ)らで連日のように霞が関の中央省庁の職場から寄せられる労働相談の内容の一端を小耳に挟(はさ)むことがあります。個人のパーソナリティー(性格)をぐちゃぐちゃに破壊され、直接的に知り合いでない私でさえもその一片を聞くだけで、吐き気と、目を覆いたくなるような感じ。そういう労働相談が日々、国公一般に寄せられているのです。

 オルグでない私ですら逃げ出したくなるような相談なのですから、それをもろに相談者と共有し、そして責任をもって長期間、不安でいっぱいの相談者の生活と人格、人間性を守るアクションを起こすことを日々考えているオルグという仕事は、なかなかやれない仕事だと思います。
 オルグになる資格の第一は、いつも冷静であることかな~。つまり、確固たる安定感を持っている人でなければなれんと思うのですよ。

 そうはいってもね、いざ、働く現場で、自分の生活を守るため、最前線でたたかっている相談者が抱えるやり場のない怒りや虚無感と絶望は、それを受けるプロのオルグにとってさえ、やはり鋭利な刃物で刺されるような「痛み」をともなうものだと思います。
 (冷静を装っていても)相当のダメージって受けるわけで、、、。

 うわわ……、前置きがメチャクチャ長くなりましたが、そのオルグであるガブリ寄りが忙しすぎてか、そのいろんなところから無血のダメージを受けまくってか、飛び込みの相談があるんだとか、とにかく今夜はブログが書けないとのことで、わたくし、jrが代筆させていただきたく思います(笑)。

 ところで、私はこのような‘官’の労働組合ともに、自分のライフワークとして‘民’、つまり民間企業で働く若者たちの労働組合(首都圏青年ユニオンと言うところですよ。ガブリ寄りも関わっていますよね)にも携(たずさ)わり、国家公務とは別種の、とってもえげつない民間企業の職場の状態をリアルに聞いたり見たりしています。

 そして私が思うに、官公庁の職場の酷(ひど)さも、民間の職場の酷さも種類・タイプが違うだけで、その危機的状況においては大差はなく、とりわけ労働者の権利に関しては、本当に、まったく、双方ともに守られていないと感じています。労働者いじめが常態化しているわけなんです。

 その悲惨な職場のなかから「異議申し立て」の行動を起こすことは、働く者当人にとって本当に大変な決意と、信念と勇気を必要とします。だからこそ労働組合は、全力で行動を起こす労働者を守り、バックアップするんですよね。

 
 あ~。

 ところでところで(笑)、先日私にとって、とても劇的刺激的な事が起こったのでそのお話を少しだけ書かせてくださいな。

 それは先日、私が、定時制高校生を前にして労働組合の活動とか労働者の権利なんかを話す機会があったときのこと。
 その時にたまたま知り合った(クミちゃん・18歳)。彼女は、バイトに明け暮れ、定時制夜間部に通うフツーの女の子。

 私が「バイトでも有給休暇取れるんだよ~」って話したら、そのクミちゃん、俄然、食いついてきたのでした(笑)。
 彼女は私に、 「お昼間働いてる某大手スーパー『R』へ有給申請したい」と相談してきたのよ(8/1付の『がぶり寄り』参照してください)。

 クミちゃんは京都に住んでおり、わたくしは、どうしたモノかと(高校生だしな~と)思案しました。
 
 講演にはクミちゃんのお母さんも来ていたので少し話をすると、やはり親としては、「そんな、バイトの身で有休なんて会社に申請したら、もめ事にならないしら?」と言い、とても心配そうな表情でした。 しかしながら、このストーリー上、かなり重要なことは、本人(女子高生クミちゃん)がもうやる気になっていることで(笑)、それならば、私は、協力しよう、できるだけのサポートをしようと、ここ東京に帰って来るなり、すぐに首都圏青年ユニオンに連絡したのでした。
 それで、私は、クミちゃんとスーパー「R」に対して、いかに有給申請をするかという対策なんかを真面目に話し合ったんだ。

 以下、クミちゃんとのメールのやりとりや電話等をまとめたもの(笑)

 私) クミちゃんが、とても真剣に働くこと、そして勉強に打ち込んでいることに深く感動いたしました。先ほど相談された有給休暇の件ですが、まず、「R」に、直接、有給休暇がとりたいと言ってみましょうよ。一番言いやすい人がいいですね。総務の事務の方に言って「調べとくよ」などと言われたら、「~日に有給がとりたいのでお願いします」と言うのもいいかもしれません。しかし、「うちの会社はそんなモノない」とか言われて、休暇取らせない可能性も大です。その場合は、クミちゃんの住んでいるところの労働基準監督署(ネットはありますか?調べれば、会社のある京都の労基署がわかるはず)に申請に行くことができますよ。自分の雇用条件などを申請の紙に書いて、監督署に訴えるのです。そうすると、会社に是正してもらうことができます。しかし、高校生であること、バイトであること、女であることなど、勝手な大人の都合で断られる可能性もあります。次に京都には「京都総評」というおっきな労働組合があります。一度そこに相談して「どうしても有給とりたいんだ」と、学業と仕事の両立の困難さなどを話しつつ、「バイトでも取れるはずだと聞いた」と相談しましょう。その他にも全国一般という労働組合もありますし。いろんな労働組合を見て相談するのもいいかもしれません。そして、重要なことですがクミちゃん一人で行動することは危ないよ、だって一人だと、あとあと「R」で働き辛くなるのではないかと思います。職場でいじめられちゃうかもしれません。それに耐えれるか心配ですし、辞めなければならなくなるかもしれないし、ものすごく傷つくかもしれません。心配に思います。

 ~中略~

 ただ、もしクミちゃんが何か行動するなら、その事は、クミちゃんだけでなく、その職場の全体の労働条件の改善(働きやすさ)に繋がるのは確かです。そして、何か行動にうつすということは自分にとっての成長と、社会にとっても有益なことに繋がる事でもあると思います。働く者は働きやすい会社でこそモチベーションを高められると思います。

クミちゃんのメール)

 ~中略~

 高校で有休取れるという話を聞いたときから、明日仕事に行ったら私の一番身近のチーフに有給の事を聞いてみようと考えていましたので、実行したいと思います!

クミちゃんからの電話) アルバイトなのに本当に取れるのですか?パートしか取れないと思っていました。何日取れるとかって会社が決めるのではないのですか?(いじめられるかもしれないという私の心配に)心配ないですよ。怖くないっていうか。。

次の日)
クミちゃんメール) チーフに相談しました。「わたし、店との関係が悪くなりそうだから言えなかった」と言うと、「そんな事はないよ」と言ってもらえました。今日は返事が出来ないけれどまた話をしてくれるそうです。

2日目) 
クミちゃんメール) 今日、店の次長から話があって、有給が取れるそうです。かなりスピーディーに話がついてしまいました。

そのあとの電話で)「お店で働けなくなるかも知れない。すごく不安で言えなかった」って言ったら、チーフは凄く心配してくれて、すぐ行動してくれたんです。「何日前に取りたいと言ってくれればいいよ」って、申請用紙に書くこととか、丁寧に教えてくれたん。

その後メールで、、、)有休を取れたという成果は、会社の相手に的確に有給の日数、そして申請の仕方を引き出せた事。これはクミちゃんの策略の勝ちですね。相手が認めているので今後撤回する事が出来なくなり、かなり、こちらの有利に働いてきますよ。ここで重要な事は、相手はクミちゃんのその素直さ、純粋さに動かされていることです。このことはクミちゃんが、いかにいつもまじめに仕事に取り組んでいたかを表していると思います。労働者の権利というのは、本当に切実、純粋な人に、その威力を強く持ち得ます。大変私はうれしいです。ちゃんと有給取れたら教えてください。

そして昨日のクミちゃんメール) ご無沙汰していま~す。クミです。今日やっと初めての有給休暇を取ることが出来ました~! 今後は、月に2,3日のペースで貰える予定です。本当に休む理由も要(い)らず申請だけで貰(もら)えてしまい、もっと早く知ってたら有効利用出来たのに!!・・・と思います。やっぱり雇用主の方から「有給とれるんだよ」「とっていいんだよ」と言ってくれる方が気分はいいかも知れないですね。やはりこちらから言うのは少なからず勇気がいります。

(私の感想)
 たまたま知り合った女子高生クミちゃんなんですが、あれやあれやと一人で解決してしまい、私の出る幕はまったくありませんでした。

 ナンテコッタイ!

 しかし、日々、悲惨な労働相談を垣間見ている私の心のなかに、ある一筋の光が差し込んできた気がしました。

 でもでも、クミちゃんは、まるでスポーツ感覚で立ち上がって、実際に有給休暇を取ってしまっちゃたんですよね~。
 これって、やっぱ、すごいことですよ。
 
 長々と書いてしまいました。読んでくれた人、ありがとうござます。

追伸) 霞が関の非常勤職員のみなさんへ。私は、みなさんの力になれないかもしれないけれど、負けないでください。労働基準法や労働組合法が適用されない非常勤職員のみなさんは、本当に不当だと思います。だけど、門を叩き続ければ、その門は、いくら厚く固くても、壊れると信じたいです。

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2006/08/16

第10回執行委員会への提案

 こんばんは。

 今朝は雨が降ってしまい、珍しく財務省・外務省前の宣伝を中止しました。
 そんで、僕、いよいよ国公一般の第10回執行委員会の討議に方針案をかけたわけだった……、大会までの熱い議論の火ぶたが落とされました。

 おのおの執行委員の目が厳しく光って、方針案の紙の上を左から右、左から右へと目線が走る。

「そもそも情勢論がないじゃん」

 ゲッ。

「感情的な文章になっとるな~! もっと客観的に総括できんのかの~」
「今年の非典型労働者交流集会のことが書かれてないじゃん」
「国公一般が制度改善やったと書いているけど、具体的には何なの?」
「内閣府の前での宣伝は、ものすごくニュースが読まれてる。その分析を含めて書いてよ」
「国立情報学研究所の非常勤国家公務員の勝利判決のことが抜けてる!!」
「この、二重加盟(協力)組合員制度っての、どういうもんなの? イメージと説明がいるでしょ」
「大きな課題はさ、いかにして組合員教室とかレクレーションとかを位置づけられるかってことなんだよ」

 うわわ、初っ端から具体的な批判が飛んでくる。僕、あたふた(汗)。

「でもさ、霞が関で働く非常勤職員や派遣・請負労働者が抱える悩みやトラブルの受け皿としての国公一般っていう存在意義については、確信が持てるんじゃないかな」
「そうだよな、国公一般が底の底でセーフティーネットを張っているからこそ、労働相談が舞い込んで、組合員は絶望から這い上がるんだから」
「がぶり寄りの費用対効果は?なんていう批判は、まったく気にしないでいいぜ」(笑)
「国公一般が取り組んでいる労働相談や団体交渉での連戦連勝の経験は、広く共有すべきだから、全国縦断講演ツアーとかやったら?」(笑)

 あれ? なんだかいい流れが出来つつある(!?)。

「しっかし、この主観的な文章は、何とかせんといかんな~」
「ずっと前から頼んでいた労働相談のケーススタディー、まだ作ってないやろが!! こら、大会までにちゃんと作っておかんといかんぞ」
「在外公館の組合員のことも抜けとるし~」
「ほかの労組との関係とか対策とかはどうなっておるん?」
「がぶり寄りよ、汚い机の上を整理するのに2日もかかっておったら、大会まで何にも出来んぞ。ちゃっちゃとしいや、ちゃっちゃと!!」(爆笑)

 ぐえ~、みんな、厳しいところを突いてくる。

 侃々諤々(かんかんがくがく)の議論の末、大幅に書き直し(笑)。
 ただ、針のむしろ状態からは脱し、次回の執行委員会までの宿題ができたわけだ。

 ホッ。

 今日は、有楽町で飲も飲も。
 今夜は、1人で飲ましてくれ~(笑)。

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2006/08/15

お盆真っ最中

 なんとか、方針案(一次案)、書き上げました。
 それを祝って、昨晩は、Jr.さんと池袋のバーで飲みまくりました。


 さて、お盆真っ最中ということなんですが、ひと息入れるような記事をと思い……。
 しかし、新たなエントリーをする気持ちになれず、政府・人事院を追撃するような他人の記事でお茶を濁すという(笑)。どうもすいません。

 
 この記事を書いたライターは、なかなかのスゴ腕ですね(まるで小説家並みのリアル感を醸し出しています……)。人事院・総務省への怒りが倍増します。ぜひ、お読み下さい。

 ITメディア・エンタープライズ「崖っぷち!電子政府~迷走する4500億円プロジェクトの行方」

 (目次)
 □ 鳴り物入りでスタートした電子政府だが…
●実感されない電子政府
●槍玉のレガシーシステム

 □ 浮き彫りになったEA導入の功罪
●システム予算獲得の手段
●機能不全の総務省行管局

 

 (追記)最初、ITメディアから全文引っ張って貼り付けていたのですが、コメントさんから指摘を受けて削除しました。

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2006/08/14

3談話――連合・民主党・社民党

人事院勧告に対する談話
                             2006年8月 8日
                             日本労働組合総連合会 
                             事務局長 古賀 伸明
 人事院は8日、政府と国会に対し、国家公務員の給与についての勧告を行った。本年度の給与改定については、月例給を据え置き、一時金を昨年と同月数(4.45ヶ月)とする内容である。
 連合集計や毎勤統計等での民間賃金が全体的に改善の方向にあるなかで、抑制的な勧告と言わざるを得ない。

 水準改定を見送った要因の一つに、官民の給与較差方法の見直し(比較対象の民間企業規模を「100人以上規模」から「50人以上規模」に変更など)がある。この給与比較方法は、1964年の「太田・池田会談」(注)で合意された社会的枠組みである。
 今回の変更は、こうした重要な経過を無視し、連合および当該組合への十分な説明と協議がなされないまま、人事院が一方的に変更したものであり、労働基本権制約の代償措置という、人事院勧告制度の根幹を揺るがすものとして断じて許されない。また、人事院が、政府の「公務員の総人件費削減」の方針を意識したものと指摘でき、このことは政治的に中立な第三者機関としての役割を放棄するものといわざるを得ない。さらに、人事院勧告制度が、労働基本権が制約された公務員に対する「代償」「中立」の機能を果たさず、こうした一方的な変更が許されるとすれば、公務員給与に対する社会的コンセンサスの崩壊を招きかねず、改めて制度を再構築する必要がある。

 今後、行政改革推進本部に設置された「専門調査会」を中心に、公務のあり方とそのもとでの公務員の労働基本権、賃金・労働条件決定システムなどの議論が本格的に始まる。連合もその場に参加することから、人事院機能や勧告のあり方を含めて、積極的な議論を仕掛けていく。
 また連合は、こうした取り組みを通じて政府・与党の「構造改革路線」に対峙し、労働基本権を含む公務員制度の抜本改革の取り組み、良質な公共サービスを作る運動、そして公務の労使関係制度の改革に果敢に挑戦することによって、国民生活の安心、安全、社会的な格差是正の取り組みを一層推進していく。

(注) 1964年に、国家公務員の賃金決定のルールは、当時の池田勇人総理大臣と太田薫総評議長の協議で合意された。
                                       以上


2006年度人事院勧告に対する談話
                              民主党政策調査会長
                              松本 剛明
 人事院は本日、内閣と国会に対して月例給、ボーナスともに据え置きとすることなどを内容とする勧告を行った。
 
 今年度は勧告の基礎となる民間給与実態調査の対象となる企業の範囲を、従来の「企業規模100人以上」から「50人以上」に拡大している。そもそも調査対象を拡大する案は、国民の納得が得られるように、民主党が昨年の10月に提出した「国家公務員法の一部改正案」で提案したものである。これにより民間企業の正社員の概ね3分の2がカバーされ、従来よりも民間の実態に近づいた。

 ただし、今回の調査の見直しはあくまで現行制度下における措置であり、抜本的な改革ではない。しかも、労働基本権が制約された中で当然求められるべき手続も遵守されていない。
 真の改革を実現するためには、公務員の労働基本権を原則回復し、民間と同様に労使交渉によって給与を含む勤務条件を決定する仕組みに改めることが必要である。政府は公務員の労働基本権について検討する「行政改革推進本部専門調査会」を設置したものの、結論の先のばしを企図するなど、基本権の回復に向けた熱意は残念ながら見られない。

 民主党は、(1)公務員の労働基本権の原則回復、(2)国の役割の限定と地方への事務事業の移譲による国家公務員総人件費の大幅削減、(3)天下り規制の強化と早期退職慣行の是正、等を柱とする公務員制度改革案を本年4月に提出した「行政改革推進法案」に盛り込んだ。
 民主党は、政権交代を成し遂げ、真の公務員制度改革の実現を目指していく。

                                        以上

2006年度人事院勧告について(談話)
                                   社会民主党幹事長
                                   又市征治
 人事院は、2006年度給与について、月例給・一時金ともに水準改定の必要なしとの勧告を行った。本来、職務実態が公務と類似した民間企業と比較すべきであるにもかかわらず、人事院は、今回、政府・与党や一部野党の「政治の圧力」に屈し、1964年以来確立されてきた比較対象企業規模について、100人以上から50人以上に変更した。しかし、このような官民比較方法の見直しを行わなければ、月例給で+1.12%(4,252円)、ボーナスで+0.05月に及ぶ官民較差があったことを考えれば、比較方法の見直しは極めて問題が残るものといえる。

 また、今回の勧告は、政府の社会的給付に依存する多くの国民生活だけでなく、自治体の賃金確定、地方における中小・未組織労働者の賃金にも波及する。ひいては、格差が拡大し疲弊している地域経済に与える影響も大きい。

 公務員給与を財政再建のスケープゴートとすることや、「政治の道具」として取り扱おうとすることは許されない。労働基本権制約の代償機関としての人事院が、一方的に政府・与党の進める総人件費抑制策に与したことは、中立性・独立性を自ら放棄し、代償機能を著しく損ない、存在意義を自らおとしめたものといえる。なお、まだまだ不十分であるが、人事院から意見の申し出があった育児短時間勤務制度や自己啓発休業制度については、早期に制度化を図るべきである。

 小泉構造改革によって、格差が拡大し、安心と安全が失われている中、求められているのは、豊かで良質な社会的公共サービスの維持である。そのための公務の労使関係、公務の賃金決定システムについて、公務の役割や公務の仕事のありようも含む社会的合意と、労働基本権確立の原点に立ち返った根本的な論議・取り組みが必要である。公務労働運動及び民間労働者との共闘・連帯の一層の強化が求められる。
                            
                                          以上

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2006/08/13

休日出勤 その3

 昨日に引き続き、休日出勤で、方針案書き。
 しかし、なかなか書けない(笑)。
 書けないときは、ひとり、応接室のソファに寝ころんで、小説を読むに限る……。
(世間的には、お盆であるらしく、職場には誰もいないし)

 職場に向かう、地下鉄丸の内線のガラガラ座席に『文藝春秋』が捨て置かれていたので、右見て左見て、ささっと拾ってきた。扉に「芥川賞発表 受賞作全文掲載」と書かれていたが、個人的には「独占掲載 阿倍晋三『闘う政治家』宣言」の方に興味を覚えて持ってきちゃったのだけれど(笑)。

 今期の芥川賞受賞作は、伊藤たかみさんの中篇「八月の路上に捨てる」。
 目次を開くと、「格差社会の底辺に生きる若者の仕事と離婚」「フリーター文学の誕生!」という誘い文がある。……ブンシュンの編集者、簡単に活字にしてくれるぜ、と思いながら、読み進める。読み進めながら、この二年半ほど、僕は、日本の純文学をまったく読んでいなかったことに気づく。文芸誌さえ手に取ったことがなかった、と思い至る。ほとんど海外の作家の小説ばかり読んでいたのだ、と。

 さて、主人公は、自動販売機に飲料水の缶を補充して都内を回る仕事(アルバイト)に従事する30男で、物語は、この仕事でタッグを組んでいる、少し年上の女性社員(トラックドライバー)の水城さんとのやりとりを通して、主人公の離婚をめぐる経緯が浮かび上がってくるというもの。

 日本の現代文学は、この二年半、相も変わらず、ちっぽけな人間たちのせせこましい生活圏内を顕微鏡でも覗くかのような微細さで描き尽くそうとしてきた。霞が関的に言えば、国家とか政府とか、僕らの生活にかかわる行政のありようとか、もっと言うと、僕らが生きている歴史とか社会の行方とか、そういう大きなものとの対決を避けてきたというか、避けざるを得ない何かがあったというか、そんな気がしているんですけど、まあ、それがいいとか悪いとかの評価はいったん置いておいて(笑)、何だか深刻な感じがするんですよね……。それに比べて海外の作家たちは、ほんとにデカい相手を敵に回して力業で描いているわけですが。

 ただ、選考委員の池澤夏樹さんが、こんな評を書いている。
「前回も思ったが、なんでこんなにビョーキの話ばかりなのか? まるで日本全体がビョーキみたい」

 ……あ、そっか、小さな物質の素粒子研究が宇宙全体の成り立ちという大きなテーマを解明するかもしれないと言われるように、せせこましい生活圏内における人間の姿を描くことは、もしかしたら僕らが暮らす社会全体のありようを示唆するものになりうるのかもしれない(笑)。


 そう考えると、結婚したことがない僕が言うのも何ですけれど、伊藤たかみさんの小説を読んだら、離婚というのは、やっぱ、お互いの生身の心を思いっきり斬り合うというか、とても「痛い」もんだということが、じわじわ伝わってきました。これは、作者である伊藤さんが、離婚という、もはやありふれた現象を、しかし、人間にとって大切で深刻な問題として真面目に向き合っているということの証(あかし)であって、その姿勢には共感を覚えました。

 

 ああ……、こんな駄文はどんどん書けるというのに、労働組合の方針案が書けないというのは、どういう訳なんだ?!
 
 マジで、やばい、やばい。
 ……今夜も書けずに終わりそう(汗)。

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2006/08/12

休日出勤 その2

 おはようございます。
 
 もちろん、休日出勤です。
 国公一般(国家公務員一般労働組合)の第4回定期大会は、毎年10月に開かれる段取りになっているのですが、そろそろ大会方針議案を執行委員会に提案しないと、日程的にまずい(1カ月間にわたって組合員の意見を聞きます)ので、今日から起案するわけです。
 方針案というのは、この一年間の活動を総括(そうかつ)しつつ、これから一年間をどのように乗り切っていくかという、鉄道で言えばレールのようなものなので、方針案がブレると労働組合と組合員の活動全体がブレて、大変なこと(脱線?)になるんですね。

 だから、起案する僕の責任は、重大なわけだ。
 しかし、僕のなかに、基本的にブレることはないという確信があるのは、提案された方針案は、執行委員やすべての組合員の手に渡り、彼女彼らから意見を聞き、それを反映したものに必ず変わっていくからだ。集団的に議論を行えば、だいたい間違うことはない。
 去年も、僕の書いた方針案は、まず書記長のチェックによって真っ赤に添削されたのを皮切りに、執行委員会では侃々諤々(かんかんがくがく)の議論があって、二重加盟組合員の具体化とか撤回になっちゃったし(笑)。

 さて、ここまで書き進めてきて、労働運動の業界誌「連合通信」からスクープが入ったので添付しておこう。
 悪名高き偽装請負で一躍全国区となったトヨタ系下請会社・光洋シーリングテクノ社をめぐるニュースだ(笑)。労働組合の粘り強いたたかいと、「朝日」「赤旗」などメディアのキャンペーンの力だと思う。

 請負労働者を直接雇用へ/トヨタ関連の光洋テクノ社/労働者の訴え実る

 トヨタ関連会社、光洋シーリングテクノ(徳島県)で働く請負会社の労働者が偽装請負を告発し直接雇用を求めていた問題で、会社側はこのほど請負労働者の3人に1人を直接雇用に切り替えると、労働者が加入するJMIU(全日本金属情報機器労働組合)に回答した。組合側も大枠で受け入れた。
 
 同社で働く請負会社の労働者は約200人。そのうちJMIU徳島地方本部徳島地域支部の組合員30人が徳島労働局に直接雇用を指導するよう求めていた。
 テクノ社の回答は、1.偽装請負の状態にあるとみられる労働者を直接雇用する、2.同社で働いてきた請負会社の労働者の中から経験年数の多い順に直接雇用する──というもので、請負労働者の3分の1にあたる60数人を「期間契約社員」として雇用する。

 「期間契約社員」は6カ月の有期契約だが、期間満了で打ち切ることはせず、一定期間後に正社員への登用を行うとしている。組合加入を理由にした選別など不利益扱いを行わないことも労使で確認した。

 JMIUの生熊茂実委員長は「経営者がコンプライアンス(法令順守)を理由に偽装請負の解消をはかるケースはあるが、労働者や労働組合がたたかって直接雇用を勝ちとったことは画期的だ。特に経験年数順の採用を実現させた意義は大きい。残された派遣・請負の仲間のためにも最後まで頑張りたい」と語っている。

 ●〈解説〉偽装請負是正へ前進 
 光洋シーリングテクノの決定は、派遣法を根拠に直接雇用を求めてきた労働者・労働組合の取り組みの画期的な成果となった。
 偽装請負は派遣法の規制逃れを図る違法行為だが、今回のケースでは、徳島労働局が2月、「請負を偽装した派遣法違反」を認めながらも、直接雇用ではなく「適正な請負」を指導していた。
 指導の結果、製造現場は混乱し製品トラブルが続出。トヨタが光洋シーリングテクノへの発注を打ち切る事態も想定されたため、徳島県が地域の雇用確保の観点から労使の話し合いのテーブルを設けた。会社側は当初、わずか数人の採用を主張したが、組合側は全国支援を背景に解決への重い扉をこじ開けた。
 厚生労働省と徳島労働局は直接雇用の指導を今も拒み続けている。しかし、実効ある法規制を確保しなければ違法行為は「やり得」になる。これを機に同省は偽装請負の根絶に責任をもつ監督官庁として姿勢を正すべきだろう。

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2006/08/10

万国の在外公館現地職員のみなさん、団結しませんか!!

 今夜は、万国に約800人弱いる、日本の外交最前線で働いている外務省現地採用職員のみなさんに向けて書きます……。

 まず、いまから3年ほど前に、読売オンライン「発言小町」に載った外務省現地採用職員「悲しい」さんのコメントを書き写しておくので、一読してほしい。

 タイトル:在外公館のみなさん(悲しい)

 海外にある、ある在外公館で現地職員として働いています。
 私たち海外で雇われている現地職員は公務員ではないため、お給料の他に何も手当がありません。厚生年金はおろか、扶養手当、退職金、交通費支給もありません。出産、育児休暇なども、公務員の、2年3年と言ったものにくらべ、ホスト国が6カ月なのに基本的に3カ月という短いものです(日本に合わせているということです)。有給休暇は日本にあわせてホスト国より少なく、祝日にあわせた休館日はホスト国にあわせて日本より少ないのです。

 日本人の現地職員だけでなく、ホスト国の国の人たちも随分と雇われているわけです。勤務条件がどんどん悪くなるため、能力のある人はやめていきます。
 また、ホスト国の文化を学ばずに日本からやってくる公務員の中には(外務省とは限りません)、現地の人から見たら「失礼」な態度をとったりするものも中にはいます。現地人の職員がそういった不満を口にする時、日本人の現地職員は一生懸命文化の違いを説明したり、また日本が経済的に大変であること、公務員も給料をけずられているのだ、ということを説明してます。外交の前線である在外公館で、現地人の職員に日本に対して悪感情を持たせてしまっては、なさけないからです。

 しかし、私たちも説明できないこともあります。たとえば、セクハラに関する回覧を現地職員にまわさないことです。これは一番セクハラに遭いやすい現地職員に救済方法を知らせたくないということです。
 また、仕事の上で不当な扱いを受けたときに、ひとりひとりの職員が、個人で対応しなければならないため、泣き寝入りさせられるのが常です。ひとつの職場で働いている人たちを2つに分けて、その待遇にあまりの差をつける、というのは悲しいことです。雇用形態がちがう、と言われればそれまでですが、現地職員の不満は行き場がありません。私たちの語学と、現地に対する知識がなければ、在外公館としての仕事は回っていかないはずです。もう少し大切にしてもらいたいものです。

 世界中の在外公館で働く現地職員のみなさん、みなさんの職場はどうでしょうか。
 海外にあるため、日本の法律では守られない、しかし治外法権という壁があり、現地の法律でも守られない私たちの権利を、いったいどうすれば守れるのでしょう。
(書き写し、ここまで)

 国公一般には、外務省在外公館現地採用職員のみなさんも加入できますし、実際、組合員がいます。
 これまで、そんな組合員のみなさんの声を集めて要求化し、外務省在外公館課に届け、文書のやりとりをし、一年半前には、国会質問につなげてきました。国公一般のしつこい情報公開請求で、現地職員給与規定なるものも入手しました。それから、国会で答弁に立った塩尻孝二郎大臣官房長の重大発言など、そうした大切な情報を、世界にいる現地採用職員一人ひとりに知ってほしいし、渡したい。
 とりわけ、これまで大使や領事の鶴の一声で解雇されてきた現地採用職員の無念を何とか晴らしたい。そして、横行するセクハラやパワハラをなんとかしたい。国公一般の組合員になれば、法律上の細かい問題はあるけれど、外務省本省と在外公館当局と団体交渉ができる。

 まずは、このブログで少しずつ情報を公開していきたい。
 
 万国の外務省在外公館現地採用職員のみなさん、霞が関を錐点(すいてん)にして団結しませんか!!
(困っている方は、メールをください) 

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2006/08/09

サバイバルの武器は、言葉と法律。

 こんばんは。

 ブログってのは、本当に面白いというか……、新しい連帯のかたちを担保するツールだと改めて感じています。

 僕は、ふだん、内閣府や外務省・財務省などの前でビラやニュースを一方的に配ることはあっても、見知らぬ職員と話し合ったり意見を交わし合ったりすることはまったくない。僕たち労働組合が、見知らぬ職員からどのような印象(イメージ)を持たれているのか、想像することはあってもそれを確かめることまでしないし。

 ところが、ブログでは、それが自然と出来上がる……。

 毎夜毎夜、くだらない内容が多いとはいえ、僕がブログに吐き出したことに対して、真面目にコメントを打ってくれる霞が関の住人がいるということ。トラックバックしてくれる、霞が関を監視(?)している国民のみなさんがいるということ。
 つまり、くだらない僕と、見知らぬ人々が、このブログを通して……、安易な言葉ですが「つながっている」。
 ブログだけでなく、何か困ったことがあれば、ネット検索で具体的な対応を調べ、それで不十分なら国公一般にメールを送ってみる。実際、メールをきっかけに労働相談から労働組合に加入し、そのまま団体交渉へ突入する相談者が次々と生まれている。労働組合と当局とがマイルドに話し合い、問題が円満に解決するという定石ができあがっていく。
 そんで相談者は、次の相談者のために力強い組合サポーターとなる。
 
 な、何なんだろう、この人間と人間の関係というのは?

 当局の監視が厳しい霞が関ならではの、言うならば、「サイバー的な組合活動」だ(笑)。

 そういう意味で、例えば、「すぐに非常勤」さんの存在。
 コメント欄に書かれた彼女の長~い文章の意見と気持ち。これまでの霞が関では、ほとんど隠蔽(いんぺい)されてきた非常勤職員の日常と労働条件が少しずつ明らかになっていく。

 僕らが生きている現代日本社会のキーワードは、「格差社会」「働く貧困層(ワーキングプア)」。
 昨日発表された「労働経済白書」を読むと、自民党(公明党)政府がすすめる労働分野の規制緩和によって若者たちの所得が二極分裂を起こしているのがわかる。20代年収150万円未満が2割って、どういう社会になっちゃうんだよ?! 非正規雇用の若者が10年間で3倍になっている。たぶん、あと数年で半数を超えるだろう。
 この前のシンポで、ある学者が「一度、正規から非正規へと移ったら、二度と正規雇用へ戻れないという厚い壁が出来上がりつつある」と言っていたっけな……。

 そんなことを背景にして、「すぐに非常勤」さんのコメントを改めて読むと、いまを生きる多くの人たちのこころに深く突き刺さる問題提起にもなっていると思うんだ。すごく率直で、鋭いコメント。

 作家の村上龍さんの小説を読んでいる読者は承知済みだと思うけれど、村上龍さんの小説を貫く「思想」の核は、この時代を生き抜くサバイバルの術(すべ)への探究だ。このクソ厳しい時代に生き残っていくための、僕たちの武器はいったい何か? というテーマ。

 昨日の「すぐに非常勤」さんのコメントを読んで、僕が直感で思ったこと。
 ……この時代を生き抜くための武器は、ブログ(言葉)と労働法(法律)じゃないか?って。

 僕は、ホリエモンとか村上ファンドとか、ああいう輩(やから)をサバイバルの勝者として想定しているわけではない。地道に働いて、働いて働いて、なんとか結婚し、やっと家庭を築き……、そのささやかな暮らしのなかでさえ、いろいろなトラブルに不可避的に巻き込まれる、そのとき、例えば、賃金が下げられる、差別を受ける、職員との人間関係がうまくいかない、メンタル疾患にもなっちゃう、どうしようもない上司からのいじめやセクハラもある、退職勧奨がなされる……、そういう困難に遭遇したときに僕たちの武器になるのは、暴力ではなく、相手を説得する言葉と労働法の知識だと確信するんだ。

 言葉と法律。
 他人への優しさとみんなが従うべきルール。

 今夜は、いろいろなことを考えてしまう。
(「すぐに非常勤」さん、なんだか勝手な文章を書いてしまって、気を悪くしたらゴメンナサイ)

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2006/08/08

 06年人事院勧告にあたって(声明)

 06年人事院勧告にあたって(声明)
--公務員賃金決定基準の引下げは受け入れられない--

 本日、人事院は、諸手当を含む月例給、一時金ともに水準改定を行わないとする給与勧告等を行った。このような勧告は、人事院自身が表明するように、「比較対象企業規模を従来の100人以上から50人以上」に官民賃金比較方法を改めた結果である。
 人事院は、従来の比較方法であれば、1・12%(4252円)の水準改善、0・05月の一時金改善となることを明らかにしている。そのことからしても、「公務員賃金引き下げのための勧告」が行われたことは明らかである。
 国公労連は、このような意図的な賃下げ勧告を断じて受け入れることはできず、従来の「規模100人以上企業」との比較結果にもとづく賃金改定を求め、政府追及や国会段階のとりくみを進める決意である。

 官民賃金比較方法の「見直し」については、本年7月7日に政府が閣議決定した「骨太の方針2006」でも、「50人企業規模以上への引き下げ」を人事院に要請しているように、総人件費削減を強行している政府の圧力が直接的な契機になっている。
 政府が、そのような圧力を加えること自体、不当に制約している公務員労働者の労働基本権を侵害するものである。国公労連は、政府への抗議をくり返し行うとともに、人事院に対しても、政府の圧力に屈することのないよう追及を強めてきた。
 また、政府が最低賃金の目安について、わずか0・5%とはいえ引き上げたことや、ベア改善方向にある民間動向などをふまえれば、賃下げとなる官民比較方法の「見直し」を行うべきでないとする主張を勧告直前まで行ってきた。
 本日の給与勧告は、そのような国公労連の主張に応えず、政府の圧力に屈し、労働基本権制約の「代償措置」としての人事院勧告の役割を投げ捨てるに等しい結果であり、その点でも容認できるものではない。

 国公労連は、人事院が官民比較方法の「見直し」に着手した昨年秋以降、公共サービス商品化、総人件費削減に反対するたたかいとも一体で、「賃下げとなる官民比較方法『見直し』反対」のとりくみを強めてきた。
 春闘期の政府・人事院追及の上に、勧告に向けては、2回の署名行動(115、935筆集約)や、職場決議の集中、数次にわたる中央・地方での人事院包囲行動、団体要請行動などをとりくんできた。そのような中で、地域切り捨て、格差拡大の小泉「構造改革」への批判の高まりや、公務員志望者の減少などという事態もあって、公務員賃金切り下げの社会的な悪影響への国民的理解は一定広がっていると確信する。
 勧告直前には、ナショナルセンター・全労連が、人事院要請を直接行い、民間労働組合も「見直し」反対を申し入れるなど、運動面での広がりも生まれた。これらのことが一定程度、人事院を押し込んできたが、「見直し」を断念させるまでには至らなかった。
 このような運動の到達点を勧告後にも引き継ぎ、公務員労働者の労働基本権を不当に蹂躙し続ける政府の暴挙を糾し、要求前進の展望を切り開くため、引き続く秋闘段階のとりくみを強める。

 本年勧告では、給与構造「見直し」の2年目として、広域異動手当の新設や特別調整額の定額化、地域手当の「暫定支給割合」の設定などに言及するとともに、扶養手当(第3子以降の1、000円引き上げ)を07年4月から実施するとしている。
 勧告と同時に、就学前の子の育児のための短時間勤務制及び自己啓発等の休業制度の新設にかかわる意見申し出も行われている。
 また、この数年、恒例化している公務員人事管理についての報告も行い、分限指針の整備や経験者採用システムの導入、週所定内労働時間短縮に向けた検討姿勢などを示している。
 これらの内、いくつかの事項については、この間の国公労連の要求をふまえたものもあることは否定できない。しかし、公務員の労働条件全般についての比較基準となる企業規模引き下げという大改悪の前には、その評価も色あせたものにならざるを得ない。

 国公労連は、本年勧告は、労働基本権制約の「代償措置」への疑念を増幅させるものだと考える。したがって、既に開始されている公務員の労働基本権論議を加速させ、早期・全面回復することをあらためて主張する。
 この間、職場・地域で奮闘した組合員や、支援をいただいた民間労働者・国民の皆さんに、心から感謝するとともに、引き続きたたかいへの結集と連帯を呼びかける。

                              2006年8月8日
                              国公労連 第9回中央闘争委員会

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2006/08/07

組合員が増えています!!

 こんばんは。

 ドラゴンズファンじゃないのに、ドラゴンズが独走態勢に入ったスポーツ面を読むとちょこっと嬉(うれ)しくなるのは、名古屋で魚屋さんを継いでいる友人が私設応援団「強竜会」の団長で、彼の元気いっぱいの表情が想像できるからなんだよ(笑)。
 あの、バカでかい応援団旗がナゴヤドームで悠然(ゆうぜん)と翻(ひるがえ)っている。

 ……とにかく、まあ、名将・落合監督、がんばれ。

 そんなことはともかく、国公一般の組合員が増えているんですってば!!

 水面下で組合員が着実に増えることほど、当局や管理者や組合嫌いの輩(やから)が怖(こわ)がることはないからね~(ニタリ)。しっかし、この階級差別社会・霞が関で労働組合の組合員が増えるっていう今世紀の奇蹟、奇蹟、まったくの奇蹟よ!!


 明日は、人事院勧告(予定)。
 
 僕も徹夜態勢で仕事、頑張りますね(笑)。

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2006/08/02

スクープ! 霞が関のサービス残業代は129億円。

 今夜は、どこの大新聞より早く特ダネを書きます。
 これから霞が関を目指す国試受験生の諸君は、よ~く読んで選択する省庁を考えるように(笑)。

 【霞が関=国公一般】霞が関中央官庁の22労働組合でつくる霞国公(山村欽一郎議長、組合員1万人)は2日、第14回残業実態アンケートの結果を発表した。アンケートによれば、霞が関の残業代の不払いが129億円にのぼることがわかった。平均残業時間は月39時間で、現在の超過勤務手当予算が1カ月約30時間しかつかないことから、その差9時間×4.5万人(霞が関の職員数)×12カ月×2683円(平均単価)という計算式で割り出した。

 2000人が過労死と隣り合わせ
 過去に過労死の恐れを感じたことがある職員は29.7%、現在感じている職員が4.5%いることがわかった。実員にして霞が関の職員約2000人が過労死と隣り合わせで働いていることになる。そのことを裏づけるように、過労死の危険ライン(厚生労働省ガイドライン)とされる月80時間以上の残業を強いられている職員が9.4%もいることが明らかとなっている。月100時間以上の職員は、なんと4.7%。これらの職員の年間総労働時間は3000時間を超える。
 
 残業になる最大の要因は、「定員不足」。同時に、管理職の業務の進め方に問題が……
 霞が関の忙しさは、おもに国会対策、予算取り、法律改正という「三種の神器」があるためだと言われている(笑)。しかし、アンケートに寄せられた職員からの意見は、「業務量が多い(定員不足)」「不合理な仕事の進め方」「管理者の退庁指導が弱い」「時間外の省内会議」などで、すべて管理職の責任において解消できるものだった。

 ワースト3省庁は、旧厚生省、旧労働省、経済産業省
 記者クラブで取材した新聞社は、「朝日」「毎日」「共同」「時事」「産経」、「NHK」など。
 各社の記者から「残業時間ワースト3の省庁を教えてくれ」「タイムカードは導入されていないのか」など鋭い質問が飛んだ。組合側は、「旧厚生省月91.6時間、旧労働省月79.2時間、そして経産省月51時間」と回答したが、「今回のアンケートには財務省や外務省、環境省の組合が入っていないことを考慮に入れてほしい」との補足があった。
 実は、各省庁には、いまだにタイムカードが導入されていない。人事院規則の建前では、管理職による残業命令が下され、職員は残業を行い、それをそれぞれが正確に「超過勤務命令簿」に書くことになる。
 しかし、職場の実態は、上司からの命令は下されないどころか、後日、それぞれの職員が月何時間超勤をこなしたかを管理者に自己申告し、その割合に従って超過勤務手当(予算)内で割り振り、それに見合った時間を「超過勤務命令簿」に書いて帳尻を合わせるという、ほとんど脱法・違法な行為が何十年にも渡って繰り返されてきたのだ。
 新聞記者から「それって厚生労働省の通達違反じゃないですか。手書きの自己申告は違反ですよ!!」という突っ込みが入ったのは言うまでもない(笑)。しかし、この記者は、国家公務員が労働者ではないこと=労働基準法が適用されないという大事なことを知らない。

 国家公務員の厳しい状況を国民に知らせてほしい 
 記者会見では、山村議長が霞が関の労働実態を国民に広く知らせてほしいと訴えた。
「長時間残業は、メンタル疾患を生み出す原因となっている。年間自殺者134人のうち32%がうつ病と判明しているし、ある省庁の精神科の受診は3カ月待ちとなっているのが実情だ。さらに家庭生活にも悪影響をおよぼしている。ある省庁の健康診断では、再検査を求められた職員は全体の50%を超えた。保険医は『国民平均が30%だから、霞が関が極めて異常かがよくわかる』と驚いている。こういう厳しい状況に国家公務員が追い込まれているということをマスコミのみなさんは国民に知らせてほしい」

 たぶん、マスコミは書かないと思うんで、読者のみなさん、この記事、リンク張ってくださ~い。

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2006/08/01

偽装派遣とJr.さんのメール

 本日の午前中、ある省庁当局と団体交渉
 中央省庁の建物の保守・点検業務を請け負っている組合員への不当労働行為の是非をめぐってマイルドに話し合いました。当局と国公一般の認識が一致した点は、次の通り。
 
 1.当局は、請負業務の契約をした発注先会社の労働者人事について一切介入しないこと。
 2.請負契約書に記載された仕様書(仕事の内容)は、詳細に書き、それを厳密に守ること。
 3.請負業務契約にある「監督及び点検」は、官庁側が監督簿を作成し、その達成度や状況をしっかりと記入し、問題点があれば、発注先会社の責任者に注文すること。

 何度も書きますけど、国公一般という組合は、霞が関で働く正規の国家公務員と非常勤国家公務員だけでなく派遣職員や請負労働者も一人から加入できる組合です。派遣・請負労働者が組合員になった場合、雇用されている会社だけでなく各省庁当局とも団体交渉を打つことができます。本当に新しいスタイルの組合。
 国家における公務という業務が、法律に基づいて正常に遂行されるためには、まさに労働組合の団体交渉によって問題点を当局に伝えることが有効です。そのとき、公務員ではなく、純粋な民間労働者である派遣・請負労働者の鋭い目や感性に教えられることがたくさんあります。

 さて、こんな前置きみたいな長い文章を書いたのは、今日付の「朝日」1面昨日付の「朝日」1面から3面、その日の夕刊ではキャノンの偽装派遣労働者の正職員化のスクープを読んだからでした。長い前置きは、国家公務員の職場でも似たような違法が起きているってことを暗(あん)に知ってほしくて書きました(笑)。

 昨日の「朝日」を読んだとき、見出しが「実質は派遣、簡単にクビ」「偽装請負 製造業で横行」だったから、まるで共産党機関紙「しんぶん赤旗」かと思ったほどでした(笑)。
 だって、これまで偽装請負根絶キャンペーンを張っていたメディアは、唯一「赤旗」だと断言できるから。告発ルポやスクープで厳しく追及してきたのは、キャノンやトヨタ、松下、東芝、富士重工業、いすず、コマツ……など居並ぶ大企業製造業。それを、天下の「朝日」がそのまんま後追いしていたから笑ってしまったのでした。このブログで紹介した徳島県の光洋シーリングテクノの偽装請負についても取り上げているという徹底ぶり(笑)。

 まあ、政党・政治のことは脇に置いておくとしても、しかし、マスコミが労働問題を大々的に取り上げたことは歓迎すべきことだ。こんな違法は、日本全国いたるところにあったんだから。

 最近放映され、大反響が巻き起こっているNHKスペシャル急増 働く貧困層といい、いよいよマスメディアは、小泉内閣の光と影のうちの「影」の部分に焦点を当てた企画を連打し始めた。僕はそもそも小泉内閣の「光」なんて存在しないというか、堀江とか村上ファンドとかごく一部にしか当てられなかったと思っているし、小泉首相が「いま痛みを我慢すれば暮らしは楽になる」なんて大ウソこいていたけれど、僕は、痛みは永遠に続くと思っている。だって、小泉内閣は構造そのものを変えたのだから……。
 こういう記事や番組が、熱狂の季節が終わり、小泉内閣の黄昏のときにしか出てこないことが少し悲しい(笑)。

 小泉内閣が僕らに強いた痛みの一つが、日本の美徳でもあった日本型雇用制度(終身雇用、年功序列)をズタズタに破壊したことだった。先週の社会保障制度のシンポでも議論されたことだけれど、これからの若者たちは、その不安定雇用ゆえに結婚もできないし保険の掛け金も払えない、払えないから年金も医療補助も受けられない、文句を言えば「お前は努力をしていないからだ」と説教される……、そういうわけで僅(わず)かなお金をめぐって悲惨な殺人があちこちで起きる、死ななくていい病人が次々に死んでいく、まさにドストエフスキーが描いた19世紀ロシアのような世界が待っているってわけなんだ。 

 怖いけれど、仕方がない。仕方がないけれど、仕方なくない。
 だって、そこでチラッと光るのが労働組合の団体交渉なのだから(笑)。

 昨日、とある地方の高校生に労働法の大切さを講演してきた「がぶり寄り」Jr.さんが、僕んところに、こんなメールを送ってきた。

「おはようございます。がぶりさん、昨日は京都にある信頼できる組合など、、、わざわざ教えてくれてどうもありがとうございました。実は、講演のあと、京都に住んでいる女子高生が『有給休暇を取れるなら取りたい』との話を相談してきて、わたし、彼女高校生ということもあって、どうしたモノかな。と悩んでいたのです。がぶりさんの的確なアドバイスを伝えたら、その後、定時制夜間部に通う18歳の少女(クミちゃん)がネットで京都総評とかを調べたみたい。。。。何が一女子高生を行動に駆り立てたのか、どうもわたしの講演(笑)、いまの若い人はバカな経営者になめられてる、有給休暇もらえるのに盗られてるって言った話に感激して、彼女は今日、一人でいつも昼間働いているスーパーRのチーフに交渉するそうです。『闘う女子高生』(笑)、、、、、その純なやる気に、わたしは帰りがけ青年ユニオン事務所に寄って、(クミちゃん)に電話。タケ君とゾエさんも電話に介入してきて労働相談しつつ、彼女を励まし、今日ある交渉に臨むお互いの激励となったわけでした。世の中には年齢や立場に関係なくその底抜けな清純さと意識の高さを持った人間がたくさんいる事に感激したのでした、わたし。いやはや!」

 いま全国の若者たちが、労働法を学んで会社にたたかいを挑み始めているんだな。
 僕も感動しました。

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