来週23日、非常勤職員の待遇をめぐって人事院・総務省交渉
こんばんは。
タイトル通り、来週23日の午後、非常勤職員の待遇をめぐって人事院・総務省交渉を行います。
これまで、僕のデスクの上には、霞が関で働く非常勤の組合員や「匿名」非常勤、ブログ愛読者の非常勤、はては元非常勤の方々から、たくさんのメールやハガキなどいただいてきました。
たった一通のメールが、当局を動かしたという例は、この2年でもたくさんある。
この春、総務省と交渉したときは、僕は、「あなたたちね(キャリア官僚に向かって)、霞が関の非常勤職員がサービス残業させられている実態を知っていて、『非常勤には、恒常的ではない、あくまで臨時的な業務の遂行に当たってもらっている』なんて言っているのか!!」と厳しく追及することができました。これは、実際、僕がサービス残業を強いられている非常勤職員から聞いた話でした。彼女は「上司から『いつかお昼おごるから』って言われても出来ないよ!!」と怒っていました。
頭がいいと言われているキャリアの答弁は、馬鹿の一つ覚えのように同じようなことを繰り返し、最後は、「人事院が適正な制度をつくり、各省庁が適正に運用している」などという、まったくもって心のこもっていない(まったく無責任な)言葉で締めくくる。
政治学者の故・丸山真男先生に教えてあげたい、無責任の体系・霞が関(笑)。
さて、国公労連の夏季闘争の要求には、以下のようなものを項目にして立てました。
3.非常勤職員の均等待遇の実現にかかわって
・いわゆる「雇い止め」を規制するなど、非常勤職員制度を抜本的に見直すこと。
・常勤職員との均等待遇実現のため、給与法をはじめとする諸規定を整備すること。
・非常勤職員の休暇等については、常勤職員に準じて改善すること。
・当面、無給とされている休暇を有給にするとともに、夏季休暇、結婚休暇、介護休暇や育児休業などを制度化すること。
・一定期間勤務することが予定される非常勤職員については、採用時からの年次休暇取得を可能とするなど、実態に即して改善をすること。
これらの要求に対し、来週の交渉で人事院・総務省から回答があるのだが、積極的な回答を引き出すためには、この僕が、霞が関の職場における非常勤職員の待遇について具体的でリアルな現状報告をしなければならないのだ。
これまで僕は、毎日のように各省庁のフロアを歩き、お昼のランチを食べている非常勤職員のみなさんから話を聞いているけれど、このブログを読んでいる(まだ見ぬ)非常勤職員のみなさんにもお願いします。当局から足のつかない個人のフリーメールで(笑)、あなたの待遇や不満などを具体的に報告してくれませんか。
すでにセクハラやパワハラ(いじめ)、7月から運用実施される勤務時間延長の問題などが寄せられています。よろしくお願いします。
ああ、今夜は、「さくら水産ダイエット 2」を書こうと思ったのだけれど、もっともっと大事なことが山積みになっているので、そのことを連日、連打していきますのでよろしくお願いします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント