日本マクドナルドに労働組合
日本マクドナルドに労働組合が誕生しました。
ホームページは、こちら http://www.mc-union.jp/index.html
マックには、日ごろから、僕もお世話になっています。
特に給料日前は、ビックマックセットとか(カロリー高いので、もちろん、一日一食生活ですが)。
以下は、労働運動の業界誌「連合通信」からの配信記事です。
ハンバーガーチェーンのマクドナルドで働く店長以下の社員やアルバイトを対象にした日本マクドナルドユニオンが5月29日、日本マクドナルド本社に組合結成を通告した。連合の全面的支援で五月半ばに結成、全国の店舗に足を運び組合加入を呼びかけている。上部団体は連合ユニオン東京。すでに加入者は6県で200人を超えているという。
主な要求項目は長時間労働の改善や、「管理監督者」扱いとなっている店長職労働者への時間外・休日手当の支給、店舗社員・クルー(アルバイト店員)の有給休暇の取得向上などをあげている。結成通告の際には、組合加入への妨害など「不当労働行為」を行わないことを求め会社側の同意を得たという。連合の古賀伸明事務局長は「ファストフードの新しい事業モデルをつくった会社(での組合結成)というところに意義がある」と述べた。
やるな、連合(笑)。
僕らの生活の身近な職場から、労働組合の活動が広がればいいなと思う。
「勝ち組」「負け組」とか「格差社会」とか、「下層社会」とか「階級社会」とか、嫌~な言葉が広がっているけれど、こうした言葉がリアリティーを持つ背景には、働く者の基盤である、雇用の不安定化とか労働条件の一方的な切り下げとか、まさに生活の足場が脅かされていることが一因だと思うからして、他方、労働組合を保険のようにとらえる傾向も広がっている。
たったいま、ある省で働く派遣職員の労働相談が終わったのだけれど、まさに彼女は「これからどんなことが起きるかわからない、とんでもない職場。万が一の時に備えて、友達から紹介された国公一般を保険として考えました」と言った。
……権利だとか何だとか難しいことは脇に置いておいて、そう、それでいいですよね(笑)。
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