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2006/05/01

初めて組合員が参加したメーデー(涙)。

 ゴールデンウイークの前半突入とはいえ、組合的には、5月1日はメーデーなのです。

 昨年は、確かメーデー(May Day)の起源をわざわざ調べてエントリーした記憶がありますが、今回、特筆すべきことは、国公一般の組合員が初めて参加したということなのでした(やりました!!)。
 組合を結成して3年目、僕が担当して2年目、少しずつ組合員が増えてきて、しかし、仕事などあって集会や催しのたぐいには、組合員はなかなか参加できない……、そんなジレンマを抱えながら今年のメーデーを迎えたのでした。
 机上では感じられない、労働者の祭典としてのメーデー。ぜひ、多くの人に体験してほしいのだ。

 朝10時30分、僕がJR原宿駅に着いたときには、すでにカラフルな組合旗が乱立し、赤や青のゼッケンなどを着けた労働者が群れになっていました。その混雑ぶりは代々木公園までずっと続き、人波をかき分けて公園の前列に陣取った国公労連の黄色い旗のところまで行くまで約30分ほどかかった、ふ~、……あっ、各単組の参加者にまじって、国公一般の組合員の女性がいるではないか!!

「遅~い!!」
「すいません、すいません、朝寝坊したうえ、近くのスーパーに寄ったら美味しそうなイチゴの味見があって、それを食べていたら遅くなってしまいました~」(笑)

 僕は、組合員のみんなを共済会の方々や他の労働組合の役員さんに紹介するため、大混雑のなか、あっちこっち歩き回ったから、ほとんど壇上での演説など聞いちゃいなかった。しかし、僕にとって国公一般の組合員がメーデーに参加したことは、本当に嬉(うれ)しいことだったのだ。

 組合員のなかには、労働組合の憲法学習会に参加した人もいて、歩きながら「……わたし、日本国憲法の存在なんてまったく知らなかったから、初めて学んでビックリしましたよ」などと言うのだから、嬉しさ二倍。
「……憲法を学んで、どんなことを感じましたか?」
 彼女は、「う~ん、一番勉強になったことは、わたしたちには権利というものがある、ということかしら」と答える。
 アイ・ハバ・ドリームならぬ、アイ・ハバ・ライツですな。
「……はい、人間には基本的人権があるということ。……わたしたち国民には、これこれこういう権利があって、それを国に対して主張できますよ、っていうことを初めて学んだんですよね。働いているときは、なかなか権利や要求を上司の人やまわりに言えないものですけれど、しかし、働いているわたしたちには、そういう権利や要求を主張する権利があるということを知ることは、少なくともわたしにとっては安心感というか……」

 いまの20代の女性を十把一絡(から)げには出来ないけれど、日々の労働や暮らしに追われている働く者にとって、なかなか日本国憲法の中心部分を感じるということはないのかもしれない。ところが、労働組合に入って労働法を学び始めれば、その根拠法である日本国憲法へと必然的にたどりつく。彼女もそんな一人なのだ。

 デモの隊列がつくられようとしている。
 彼女は、こんなことも言った。
わたしたち一人ひとりの力は、とても小さい。でも、一人で叶(かな)えられない事もみんなで団結する事によって叶うんだというとことも学んだことの一つです

 うわっ、僕、もう泣きそ……。

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