« たたかう人の笑顔 | トップページ | 根深い公務における派遣法違反 »

2006/03/27

いま読んでいる本

 仕事がめちゃくちゃ忙しくなっていますが、いま読んでいる本の紹介。
 
 『東大法学部』(水木楊著・新潮新書)。
 文学が面白くなくなった一因は、東大出の小説家(川端、梶井、芥川、谷崎、三島、大江さんら何人も挙げることが出来ますが、そういう魅力的な作家)がいなくなったからですが、霞が関の官僚の世界にも言える気がしてきました(笑)。東大法学部は、すでに日本最高の知的エリート養成機関ではなくなっているという著者の意見の是非は置いておくけれど、財務省とか総務省交渉とかに出ると僕みたいな名大卒でも東大卒キャリアと肩を並べられるんじゃないか? 僕の方が非常勤職員の待遇とか国家公務員の労働条件の改善とか断行できるんじゃないか……と思ってしまう現実の官僚たちの無責任さが悲しい(笑)。

 『ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる』(梅田望夫著・ちくま新書)。
 僕がこうしてブログを利用し、労働組合というものの光と影を描けるのも、軍事ツールとして発明されたというインターネットのお陰なのだ。ブログを通して言葉を発していくこと。これは、従来の労働組合運動にまとわりついた風通しの悪さというか見晴らしの悪さというか、そういう暗雲に対して、ネットに載せた僕自身の言葉を通して切り開いていく……、そういう新しい作業なのだ。要するに、言った者勝ちの世界が到来したのだ。
 アジテーション(扇動演説)が下手な僕でも、なんとかテキトーな言葉を駆使することが出来るお陰で、労働組合運動の氷河期の時代でも生き抜くことが出来ている(笑)。
 インターネットってのは、本当に「民主主義的」で「革命的」なのだ。

 『財務省支配の復活』(五十嵐文彦著・光文社)。
 これは、ただタイトル買いしただけで、ほとんど読めていない(笑)。

 『今日の芸術』(岡本太郎著・知恵の森文庫)。
 本気で組合運動を始めた僕が、どんどん文化・芸術の世界から離れていくのを見ていた友人から送られた文庫本(苦)。なんだかスゴイ本らしい。レーニンだったかゴーリキーだったか、とにかくロシアの偉い人が「芸術家の才能は、国民のもの」って喝破(かっぱ)したのだけれど、その言葉に岡本太郎さんはどのようにレスを返すのだろうか? ……とても楽しみだ。

|

« たたかう人の笑顔 | トップページ | 根深い公務における派遣法違反 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: いま読んでいる本:

« たたかう人の笑顔 | トップページ | 根深い公務における派遣法違反 »