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2005/03/22

労働運動も韓流で?

 アニハセヨ~!!(お元気ですか~!!)

 まったく韓国語は話せないのですが、ソウルから国公労連本部に、全国公務員組合(KGEU)のホン・ソンホさんとパク・ジェボムさんがやってきました。二人とも細い銀縁メガネをかけていて知的(ヨン様とはいかなかったけれど、そんなの関係ありません)、韓国における公務員労働運動の最前線を語ってくれた。

 韓国は、1961年の軍事クーデタで政権を握った独裁政府が、公務員の労働基本権を剥奪し、政治活動も厳しく禁止されました(戦後の日本とよく似ています)。以来、40年、全国公務員労働組合は、公務員の政治活動を回復せよという要求を掲げて活動をしてきたという。昨年は、政府の組合否定・弾圧と交渉拒否・労働基本権の制限を内容とした「公務員労組特別法案」反対の大闘争を展開した記念すべき一年間だった。
 驚いたのは、警察権力が、大学の構内で開催する組合の集会をどんどん弾圧して、何千人もの組合員を逮捕しているという事実だった。大学の封鎖が、警察の手で各地で行われるのだ。
 しかし、全国公務員労働組合は、相次ぐ弾圧で役員が逮捕されるという痛手を乗り越えて、全国ストライキを打ちました。ビデオを見たのですが、ものすごい勢いと活気でした。
 昨年11月14日の夜、ソウル市内では5000人の決起集会が開かれ、全国で、な、な、なんと! 45000人の公務員労働者が、労働基本権の回復を求めてストライキに立ち上がったというのです。解雇者405人を含む1600人が懲戒処分を受け、いま、処分取り消しの新たなたたかいに取り組んでいるという報告だった。
 この悪法は12月31日夜半ぎりぎりに可決されたのだけれど、ホンさんは「韓国政府が一方的に制定した法律は、ILO(国際労働機関)の基準や韓国憲法にも反するもので、解雇者の復職と労働基本権回復を勝ち取るまでたたかいつづけます」と断言しました。

 いま韓流とかなんとか言ってますが、韓国の公務員労働運動が、こんなにも熱く戦闘的だということを初めて知りました(日本のメディアって、全然報道しないんだよね…)。僕は、日本との類似性に着目して、アメリカの最前線を学ぶのもいいけれど、韓国についても深く研究したいと思いました。
 …というわけで、今年のゴールデンウィークは、ソウルへ行きます、ソウルで労働運動の意見交換と交流を深めたい、いま決めました(笑)。

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