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2004/12/28

御用納め

 今日は、とりあえず「御用納め」です。「御用納め」の意味を、広辞苑で引くと、「諸官庁で、12月28日、その年の執務を終えること」です。しかし、さっき経済産業省の庁舎に行ってきたけれど、帯のようになって部屋の電気がついていました(悲しい…)。
 いつまで仕事するのでしょうか…。
 さきほど、国公労連の書記局の御用納め、つまり、「飲み会」が終わりました。ああ、酔いましたよ、酔いました。この一年のいろいろな話で盛り上がりました。
 さてさて、このブログを楽しみにしている、すべての方、本当にお世話になりました。コメントやトラックバックをしていただいた方、ありがとうこざいました。レスポンスできなくてスイマセン。
 引き続き、来年もよろしくお願いします(酔ってますから、文章、乱れています…)。
 国公一般は、年始から全力で突っ走りますので、よろしく。
 ではでは、みなさん、よい年越しを!!

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2004/12/27

05年度予算案を読んでみた!!

 普通、いつもなら、新聞の見出しだけ読んで終わらせる政府の予算案なんだけれど、ほら、国民からの国家公務員への冷たい目線を考えると、やはり、真面目に読まなければならないと思う。財務省の主計局がある廊下(2階だったかな?)には、8月末、9月ごろから、朝から晩まで各省庁の役人がたくさん詰めていて、互いに、折衝なんだか相談なんだかわからないけれど庁舎は夜遅くまで電気がついている。
 その結果が、これ!?
 この前、僕の知っている若い国家公務員は、「国民のための、本当の仕事をしたとき、国家公務員になってよかったと思える」としみじみ語っていた。彼は、国土交通省の職員で、新潟県中越地震のときすぐに現場に駆けつけた。道が寸断され、ライフラインが分断された孤立集落の安全確保のために月200時間をこえる残業もいとわず、上司の滅茶苦茶な(「これ以上、道がない」「橋が落ちている」と言っているのに、「這ってでも助けに行け」「泳いででも行け」というような)命令にもそむかず、24間体制で、被災された方々のサポートに奔走したのだ。彼は言う。「集落のおばあさんに『ありがとう』と、その一言を言われたとき、本当にやりがいを感じた。命がけだったけれど、ね」。これだけ働いて、男24歳、月給14~16万円です…。
 さてさて、政府の今回の予算案を読み終えて感じるのは、本当にこんなところに何億円も注ぎ込んで、国家公務員は、本当のやりがいを感じ、国民に対して「わたしは、胸をはってあなたのための仕事をやってます!」と宣言できるだろうか? と疑問に思うのだ。
 例えば…、国土交通省関係で言えば、本四架橋の赤字補てんとして4289億円(ため息)。厚生労働省関係で言えば、介護保険の給付にかかわっての負担増(ため息)。年金保険料の引き上げ(ため息)。文部科学省で言うと、国立大学の授業料の値上げ(怒り)。財務省は、国の借金をなくすためという目的で、定率減税の半減へ、さらには消費税のアップをもくろむ(諦め?)。軍事・防衛関係には、なんと約5兆円も投入しようとしている(財務主計と防衛の喧嘩って何だったの?)。
 …で、結局、新たに2兆円の負担増を強いる予算になっている。
 まあ、「新産業創造戦略」のかけ声の下で、技術開発・情報家電整備予算を新たにつけたりしているが、肝心の、働く人々の側、例えば、失業対策費は、なんと12.1%も削減となっていて、おいおい、と言いたくなる。財務キャリアを、財務族の政治家たちが主導しているとはいえ、これでは日本経済は復活しないよな~と悲しくなる。サルでもわかるよな。
 国民の国家公務員への冷たい目線に向かうためには、国家公務員が堂々と胸をはって、「わたしは、国民のために命をはってこの仕事をしているし、こういう予算を立てている」と言えるようでなくてはならない。同時に、全力で国民のための仕事をしなくてはならない(霞が関で働く圧倒的多数の職員は、連日「不夜城」のもとで働いているので、少なくとも僕は、彼らが国民のために体を張っている、本当の姿を知っている)。
 さあ、年末。年の瀬。新たな年へ。
 僕も全力で働こう!!

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2004/12/24

「悪魔のサイクル」とは、「貧乏比べ」のことですから。

 国公労連の宣伝行動や集会での発言でよく聞く言葉に、「悪魔のサイクル」という言葉がある。例えば、「官が賃下げとなり、その影響を受けて民間も賃下げとなる。このままいけば、悪魔の賃下げサイクルへと突き進むでしょう」などと使われる。
 今日閣議決定された「新大綱」では、政府は、さらに国家公務員の定員削減を推し進め、「地域における官民の給与較差を踏まえ、…取り扱い方針を決定する」とある。国家公務員の職場は、さらに忙しくなり、給与水準はどんどん引き下げられることになる。何度も書くけれど、小泉行革の本質は、いかに公務にかけるお金を減らすかということにある。人員を減らす、給与額自体を減らす、究極のところには、治安・外交以外の公務そのものをなくすという段階が待っている。税金で賄(まかな)われていた公務分野を民間に開放して、儲(もう)けを生み出す市場と化す日を目指しているのだ。
 …でもね、実際は、国家公務員を減らしても借金は増え続けるばかりなんですよ。もっと大胆にカットすべきものがあるでしょうに。

 今日読んだ報告書が、日本経団連の『経営労働政策委員会報告書2005』なのだが、ここで大企業のトップは、「行財政改革を推進すべき立場にある公務員の身分、処遇がいわば聖域におかれていいのか」と問うている。そして「民間労働者と同じ環境にあってこそ」改革はすすむと書いてある。世間では、(無知な?)マスコミが、国家公務員の虚像(暇な仕事なのに高収入といったイメージ)を振りまいているから、一般的には、小泉「新大綱」は、ウケがいいかもしれない。民間が、こんなにも頑張っているのだから、官も頑張れ。民間も血を流しているのだから、公務も血を流せ、みたいな精神論を含めて。
 …でもね、よくよく考えると、この論法が、冒頭でのべた「悪魔のサイクル」にはまり込んでいるレトリックだということに気がつく。
 一言で言って、小泉内閣と日本経団連が手を組んで推進しようとしているのは、官民の「貧乏比べ」なんですから!! ニワトリが先か卵が先かという問題はあるけれど、とにかく彼らは、どんどん僕らを競わせて貧乏にさせようとしているんですよ。公務の労働条件を下げて民間並にする、そうすると、公務が下がったんだから民間もそれに倣(なら)って下げる、民間がさらに下げたのだから公務ももっと賃下げする…てな感じで、永遠の「悪魔のサイクル」が待っているのだ。 
 でも、良識ある民間企業人や地場産業の担い手たちは、公務分野での経済効果が低下することを大変懸念している、というか、小泉内閣の経済失政を見抜いている。今年、政府が企てた地域手当削減の動きに対して、東北の自治体が一致して反対の声を上げたけれど、そこには、「公務員憎し」の気持ちはない。年間300億円とも言われる地域手当(灯油・ガソリン代、電化製品、防寒具その他)の地域経済への影響を考慮に入れていたからなんだ。
 これだけ不況が続くと、小泉「改革」というものの正体が、端っからニセモノで、官も民も幸せにしないのだということがわかってくるよね。
 財務省の連中の頭も固いけれど、もっとまともな経済学者は、いないのかね。

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2004/12/22

非常勤職員の声

 怒りは持続して、昨日の続きだ。

 国・当局は、国家公務の職場で働く非常勤職員の声を聞け!!

 「毎年更新されるか不安で、上司に言いたいことが言えません。将来が不安です」
 「5年で雇い止めと言われましたが…、更新時期の早期明示をしてほしい」
 「正職員のなかには、私たち非常勤職員を『使い捨て』としか思っていない人がいる」
 「嫌がらせやイジメ、差別的な扱いや不当な扱い、セクハラも受けています」
 「生活できる賃金で人間らしく暮したい。通勤手当を支給してほしい。賞与がほしい」
 「休暇がない。あっても取りづらい。休暇の計画は、なぜいつも正職員が優先なのか?」
 「同じ仕事をしているのに、どうして労働条件がこんなに違うのでしょうか?」
 「(非常勤だから?)業務に必要な知識も与えられずに、いきなり窓口に出され、すべての苦情が自分の責任にされますが、本当は研修が必要だと思います」
 「窓口でトラブッても誰も助けてくれない」「非常勤職員同士を競わせて評価するのはやめてほしい。お陰でお昼休みをみんなで食事するという休息がなくなろうとしている」
 「投書があると、犯人探しでもするようにまず非常勤職員を見るのはやめてください」
 「業務に必要な文書や会議の伝達文書が、なぜ非常勤職員には回覧されないのですか?」
 「相談できる仲間がほしい」「自由にものが言える職場にしたい」

 彼ら・彼女らの要求を受け止めながら、本当に泣けてくる。
 僕は、全力で非常勤職員の労働条件の向上にむけて頑張ることを誓います。

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2004/12/21

非常勤職員のこころ

 国公一般という組合は、霞が関で働く正職員だけではなくて、非常勤職員も入ることができる組合なのです。国家公務員が働く職場には、いま、たくさんの非常勤職員が働いているのです。いわゆる「お茶くみ」「コピー」「掃除」という仕事をする非常勤職員(当局は、そういうの、だいたい若い女性を採用するわけだが)から、ハローワークなどの相談員のように正職員とまったく同じ仕事をしている非常勤職員もいる。そうして、彼ら・彼女らは、国家公務員試験を受けていないけれど、国家公務員法が適用される職員なのだ。国の方針である定員削減が加速するなかで、いつでも首が切れる非常勤職員という「制度」をデッチあげて、都合のいい、穴埋めにしているのだ。
 ある法務局で働く非常勤職員は、人件費で雇用しているのではなくて、「事務費」とか「繁忙費」という訳のわからない名目で賃金が支払われている。そこの正職員は、「事務費が削減されたため、時給を下げて局に来てもらっている。申し訳なく思う」と言った。当然のように、交通費なし、ボーナスなし。制服の貸与もないという話も聞く。
 霞が関で働く非常勤職員は、一括採用ではなく、省・局・部・課それぞれで、雇用条件もバラバラでハローワークに採用情報を出している(一時期までは、コネで採用していたらしい)。それぞれのセクションにある事務費とかを捻出(ねんしゅつ)して採用しているので、住宅手当がつくところとつかないところ、超勤手当がつくところとつかないところなど、とにかく格差が激しい。財務省や経済産業省の若手キャリアの最初の仕事が、かわいい女性の非常勤職員を見つけて、コンパを盛り上げること、なんていう情けない噂(あくまで噂)も聞く。
 はっきり言って、非常勤職員は、人間扱いされていないのだ!!
 そういう思い上がった正職員の態度は、これまでの組合活動にもあって、同じ職場で働く非常勤職員を「仲間」だと見なさなかった傾向があるのだ。
 非常勤の職員には、当然、任期がある。半年とか、早いと2カ月とか。それを更新更新更新して、仕事を覚えたころには「雇い止め」が待っている。セクハラや困ったことがあっても、正職員は味方じゃないから、非常勤職員は、泣き寝入りするしかなかった。
 国公労連は、増える非常勤職員の労働条件の向上に本格的に取り組み始めた。その一つのかたちが、全労働によるハローワークの相談員(非常勤職員)の組織化であり、国公一般の取り組みなのだ。
 僕は、誰よりも多く非常勤職員の声を聞かねばならないし、彼ら・彼女らのこころに迫らなくてはならない。
 今夜、僕は、ある非常勤職員さんの声を聞いた。首切りにビクビクしながら働いている職場の様子が見えた。そうしたら、自然と、涙が出てきた。人間を差別する職場が、国公の職場にあることに怒りさえわいてくる。

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2004/12/20

公務員制度改革をめぐる「冒険」

 村上春樹さんの小説風にタイトルをつけたけれど、この「冒険」は、ほとんど「たたかい」と言い換えてもいいほどの強いニュアンスを含んでいる。

 この間、政府は、公務員制度「改革」法案をめぐって迷走を続けてきた。報道では、来年の通常国会にも法案を提出することは難しいらしく、2001年の改革大綱で約束した06年度新人事制度移行は、事実上、先送りとなる(つーか、仕切り直しで新大綱をつくるという汚い手を使おうとしている)。
 なんでこんなことになったのか? 僕が思うに、第一に、国公労連と連合が「剥奪されている労働基本権を回復せよ」と足並みを揃(そろ)えて、その線を崩さなかったからだ。第二に、ユーザーである各省庁のキャリアたちが、行革推進事務局がつくった「改革」法案を見て、「これじゃあ、使えない!」と反発したからだろう。つまり、こちらが明確に改革のビジョンを示したのに対して、政府は、新人事制度の全体像さえ示しえなかったのだ。僕らは、昨年に続いて2度目の法案提出断念を勝ち取った。このブログでも、さんざん批判してきた(笑)。
 国公労連は、わずか二カ月という短時間で、「ILO勧告を尊重し、労働基本権を回復せよ」の団体署名を約11000団体から集めて、国会の全議員に請願・要請行動をぶつけてきた。その結果、衆議院58人(民主44、共産9、社民4)、参議院12人(民主3人、共産9人)が、紹介議員になってくれた。前回を大きく上回る理解度だった。

 そして、公務員制度「改革」と同時並行して動いているのが、人事院による「給与構造の見直し」の策動だ。11月に明らかになった「素案」は、給与水準を大きく引き下げて、20%の格差をつけた地域手当を乗せる、その際、「実績評価にもとづく昇給制度」確立に向けて「査定昇給」を導入するという方向を打ち出したものだ。ここでは、同一労働同一賃金という大原則が否定され、主観的評価にもとづく賃金格差を是としている。とにかく政府は、公務員の賃金をざっくり削減したくて仕方がないのだ。これが、狙(ねら)いですから。

 うわ~、しかし、困った動きだぜ。公務が、民間の滅茶苦茶なところを採用しようとしているぞ~。これこそ「悪魔のサイクル」だぞ~(狼少年のようにふれまわりましょう)。
 いま、国公労連は、全力をあげて、人事院「給与構造の見直し」のねらいを撃つ学習会を全国で展開しているところだ。文字通り、組合員みんなが講師となって活動している。
 来年夏の人事院勧告が山となる。
 公務員制度改革をめぐる「冒険」は、まさに時間とのたたかいだ。
 霞が関の職場は、「本省手当」がつくから大丈夫、などと言ってはいられないことを伝えなくてはならない。それが、僕の仕事だ。

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2004/12/17

機関紙「国公いっぱん」

 国公一般の組合員になると、もれなく読んでいただけるのが機関紙「国公いっぱん」なんですが、自分で作っておいて言うのもなんですが、これ、面白いんですかね~? と、最近、考え込んでいます。もちろん無料なので、この前、財務省の前で第3号を300枚ほどまきましたし、そのうち、このホームページにも載せたいと思っているんですが、新聞づくりというのは、なかなか難しいと思うのです。
 ほら、最近は、フリーペーパーなんかが出回っていますが、例えば、「R25」(あーるにゅうじゅうご)なんか、ほとんど一般雑誌とそん色ないですもんね。政治ネタも新聞なんかより分かりやすく書いてますもん。あんなグレイドの高いものが「ただ」で発行されちゃうと、お金を出して買ってもらうような雑誌や新聞は困りますよね~。だって、それ以上のものを作らなきゃならないし、ニュースなんてネットの方が速報性が高くなっているし。
 …で、組合機関紙もものすごく高い質が求められているような気がするのです。
 機関紙「国公いっぱん」(A4版の裏表両面刷り、月1回発行)なんですが、今日は、半日かけて新年号を作っていました。ぶつぶつ言いながら。国公一般は、なんやかんや言ってますが、いろいろ行動しているので記事には困らないのですが、それを実際に記事にして、果たして面白いのか? と問うと、「そうでもない」と感じ始めているのです。
 例えば、「12・8霞が関昼デモに210人の参加!!」みたいな見出しで、400字ぐらいで書いたとして、すかさず誰かから「そんなの、読む人は、参加してたじゃ~ん」「そもそも知らない人は、読まないよ~」と突っ込まれたらお終いじゃないか? とか、さらに例えば、「今月の労働相談」みたいな凸版(とっぱん)をつけて、霞が関の職員からのいろいろな相談をコンパクトにまとめて、僕の回答というかアプローチを書いたとして…。
  
  職員A「あの~、うちの職場のことなんですが、…」
国公一般「その件ですが、人事院に問い合わせてみると、…。他にも、国公一般を交渉手段と考えていただいて当局と…、過去にも○○省のようなケースもあり…」

 あれ? これ、結構、いけるんじゃないか?
 問題が山積している霞が関ならではの相談ごとを丁寧に受け止めていく、そんな普段の活動を記事にまとめたら、なかなかのコーナーになるんじゃないか? 
 あ、そんなことで納得する前に、このホームページのメニューにもあるんだった、職員相談Q&Aが!!

 いやはや、オルグから新聞作りまで、とにかく組合専従の仕事は、いろんな感性と技術が求められます。
 明日は土曜日ですが、午前中からオルグに出ます。

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2004/12/16

厚労省の合同庁舎26階から

 今日のお昼は、若い同僚4人で「馬車道」(ばしゃみち=厚生労働省の合同庁舎26階にある洋食屋)。
 ハンバーグとかスパゲティーが食べたくなったら、ここへ来るようにしている。僕は「デミたまハンバーグ定食」(540円)を頼む。何と言っても安くて美味(うま)い。いつか近いうちに、(このブログがネタ切れになったら)これまで闇のベールに包まれていた霞が関本省庁にある職員食堂の全貌(ぜんぼう)を、一つひとつ採点する日が来るだろうと予感しています(笑)。

 …って、そんなことを悠長(ゆうちょう)に書いている場合ではない。
 若い職員たちは、言うまでもなく明日の霞が関、ひいては明日の日本を背負っていく有望な役人たちだ。ところが、彼らの口から出てくるのは、「ここでは長くはやってられないスよ。公務員を甘く見てました」(新卒・厚生労働省)、「毎日、早く帰れて午後11時なんですよ、野球中継なんて見たことない」(24歳・厚生労働省)、「同期の連中に辛いこととか弱みを見せられないから、黙って仕事をやるしかない」(ある省庁・26歳)、「一足早く課長が帰れば、残された者たちで課長の悪口の言い合いで盛り上がる職場、はっきり言って異常です」(ある省庁・27歳)などなど、ぞっとするような言葉なのだ。「民間でもそんなもんだよ」という声が聞こえてきそうだが、たぶん、そういう会社は競争に勝ち抜けない。社員を大切にしない会社は潰れて、他の優良会社が伸びていくだけのことだ。しかし、霞が関本省庁には競争相手がいないだけ、早晩、立ち枯れというか、ぶすぶす腐ってしまうだろう(職員の横領が続出した外務省などは、既に腐り切っていると言ってもいいかもしれない)。
 あるベテラン職員が、僕にこんなことを言ったことがある。
「霞が関の腐敗の根源は、常識が通らないことではないか? 特に不払い残業だ。働いた分は、満額支給せよ、という当たり前のことが通らない。国家公務員は、国民のための公共サービスを提供すると同時に、国家権力の担い手でもあって、予算や補助金の決裁者でもある。当たり前のことが職場で通らなくなれば、いつの間にか職員たちの感覚も異常になっていく。異常な感覚で、自分の権力を濫用していく。外務省職員が何億もの裏金を貯め込んで馬を買っていた事件なんかは、その象徴じゃないかな」
 う~ん。人事院の調査でも、国家公務員の倫理観は、どんどん低下しているしな~。この仮説、あながち当たっているかもしれないな~。

 洋食屋「馬車道」から眺める今日の霞が関は、空は快晴でもあって、とても見晴らしがよかった。高所恐怖症の僕は、なかなかガラス窓の近くに近づけなかったけれど、女性職員たちは「すっご~い」「きれ~」などとはしゃいでいました。
 職員ではない(このブログを読んでいる)みなさんは、夜になると「不夜城」と化する、この異常な合同庁舎を、日比谷公園から見上げて驚いてください(苦笑)。灯りの向こうには、必死で歯を食いしばって働いている仲間がいることを想像してください。

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2004/12/15

あるべき国会対応とは。

 出張から帰ってきて間もなく、いろんな行動が続いている。

 今朝は、毎月行っている定時退庁宣伝行動(各省庁前で一時間ほど)。
 定時退庁(ていじたいちょう)。知らない人のために書いておくと、霞が関ではタイムカードが導入されていないので、各省庁ごとに決まっている退庁時間に音楽とアナウンス(若い女性の声で「退庁時間になりました。速やかに帰りましょう」みたいな)放送が鳴って、職員に帰宅をうながすようになっているのだ(笑)。しかし、こんな(子どもだましのような)全館放送が流れても、本省庁の職員は誰も(ほとんど)帰る気配がない。
 国公労連は、先日の霞が関一周デモでも訴えたけれど、「今日こそ定時で帰りましょう」というスローガンで宣伝行動を行っているのだ。これは、職員に対してというより、キャリア上司に対して訴える「啓蒙行動」だ。
 先日、国公一般のアンケートに、「当局の者より」というペンネーム(匿名?)で、「サービス残業をなくすためには、まず国会対応のあり方を再検討するべきだ。無駄に残りすぎる」という書き込みが寄せられた。彼は、たぶん、こう言いたかったのではないか↓。
 一つの職場が変わるには、上司の態度が変わればいい、しかし、「国会待機(こっかいたいき)」のような、議員の質問や調査にかかわって、まず全体の部署に機械的に「議員との想定問答集ができてないから、みんな、帰っちゃだめですよ~」みたいな網をかけて、時間がたつごとに用なしになった部署から「解除(かいじょ)」していく、結局、最後には一番忙しい部署が深夜におよぶサービス残業を連日強いられるという構造は、上司の力ではどうにもならん!! …と、そう訴えているように受け止めた。
 ある職員からは、「国会が終わってやっと国会待機がなくなり、ホッとした」というメールが届く。ほかにも「野党議員のバカバカしい質問をやめさせよ」とか「もっと早く議員の質問・調査申請を締め切れ」といった声もある。
 今度、政府が決めようとしている新しい大綱では、国家公務員の定員を10%も削減しようとしている。まったく現実を見ていない。いや、現実を知っていながら、わざと、ぎゅうぎゅう職員を締めあげて効率よく搾(しぼ)り取ろうとしているのか? これでは、年間7000人におよぶ長期病休者(人事院調べ)の現状は、悪化するばかりだと思う。
 何度も言うけれど、国公一般は、本気でこの霞が関の無法を改善するために、何でもやろうと思っていますので、ご意見をお寄せください。
 人事院、当局のみなさん、そこんところ、夜露死苦(よろしく)!!
 
 しかし、お昼の宣伝行動といい、行動が目白押しだ(師走は、文字通り、忙しい)。

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2004/12/09

組合は、居酒屋から生まれた

 一橋大学の教授だった浜林正夫さんの書いた『パブと労働組合』という本があって、それを読むと、労働組合の起源が、18世紀の末、産業革命下のイギリスにあることがわかる。工場生産がものすごく発展するのだが、労働者の生活はまったくよくならない。僅(わず)かな賃金をもらい、仕事帰りにパブ(居酒屋)に寄って一杯やる。憂(う)さ晴らしに社長の悪口を言うと同調者が出る。そのうち、あいつが自殺したとか怪我(けが)したとかの話になる。居酒屋で知り合ったもの同士が、怪我や病気になった仲間のため、相互扶助を目的にして自主的な保険活動を始めるのだが、まさにそれが、組合の起源なのだ。
 僕が活動している国公労連の成り立ちも、実に、敗戦直後までさかのぼるけれど、同じ仲間である国公労働者の権利を守ろうというところに起源がある。組合で勝ち取った権利は、賃金引上げから生理休暇まで、ものすごくたくさんあるのだ。この成果は、当然、組合に入っていない職員にもおしなべて反映されている。
 いま、僕の担当する国公一般が取り組む課題は、霞が関で野放しになっている長時間・過密労働と違法なサービス残業を規制することだ。省・部・課ごとに強弱はあるが、はっきり言って異常なんですよ。そのうち、人事院が重い腰を上げて、各省庁に実態調査に乗り出すことは間違いないと思うよ。命題「矛盾は、いつか解決されなくてはならない」。あと、ひどいのが、セクハラ、パワハラ。人事院の調査でも、国公の職場では多いみたいね。異常な職場で、異常な感覚が生まれるんだな、きっと。
 あ~、何が言いたいかというと、組合は居酒屋から生まれ、居酒屋で吐き出される愚痴(ぐち)が、つまり、労働者の本音であり、それは切実な要求であって、産業革命から200年たった現代においても、その原則というか過程は、まったく変わらないということだ。異常な職場を変えようとしている組合は、誰が何と言おうと、まったく正常なのだ。仕事帰りに僕らが一杯やるとき、僕らの話は、酔ってはいるが、とてもまっとうな議論を交わしているはずなのだ(この前、ある職場の男連中が飲み会をやっていて、そいつらの会話が偶然聞こえて驚いた。セクハラどころじゃない、女性蔑視もはなはだしいもので、昔、大蔵の若手キャリアがいかがわしい店でしゃぶしゃぶ食ってた事件を思い出した)。
 あ~、何だか今夜は、まとまらない…。
 つまり、…つまり、組合の思想とは、あえて「思想とは?」と問うなら、みんなのことを考えてみんなで行動するという、連帯の思想のことだろう。ミスチルの歌にも出てくる、ワン・フォー・オール/オール・フォー・ワンの思想なんだ。僕みたいなボンクラ兄ちゃんでも出来ることなんだ。

 明日から出張に出るので、しばらくブログは休みますね。

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2004/12/08

霞が関に響くは、君の声

 いや~、今日のお昼休みデモは、まったく凄(すご)いものだった。

 正確に数え切れなかったけれど、200人以上の参加者があったことは確かだ。よく知っている顔も全然知らない顔の職員もひっくるめて、霞が関でまん延する長時間・過密労働とサービス残業をなくせという一点で集まった国家公務員たちの勇気に胸が熱くなった。歩いていくにつれて、どんどんデモの長さが伸びていくのだった。
 12時15分、日比谷公園の霞門で、国民生活金融公庫の職員が、激励の三味線を披露(ひろう)してくれた。マイクを近づけたのだが、その凛(りん)とした音は、向かいの合同庁舎のなかにも聞こえたそうだ(忙しくてデモに参加できなかった仲間の職員が、そう言っていた)。
 東京国公の議長があいさつしたのだが、彼は、組合の調査で、月100時間をこえるサービス残業を強いられている職員がざらにいることを告発して(過労死ラインが月70時間だから)、参加者の間でどよめきが起きる。
 天気は上々、手作りのプラカードやら横断幕やら、色とりどりの組合旗やのぼり旗(ばた)がひるがえって、本当に爽快だった。
 デモコースは、霞門から農水省横を通って、財務省前から虎ノ門へ。道行く人が、みんな僕たちのデモを驚いたように見つめる。今回は、シュプレヒコールをやめて、理性的な女性の声でのスポットを流す。「私たちは、霞が関で働く国家公務員の組合のデモ隊です。私たちは、霞が関で横行している長時間・過密労働と…」という感じで、僕たちが何者で、何を訴えて歩いているのかを説明しながら歩くことにしたのだ。年配の闘士にとっては、物足りないものになったかもしれないけれど、僕自身は、これからの労働運動の方向性だと思っている。丁寧なスポットによって、道行く人は、僕らのデモの性格がわかって、民間企業で働く自身の職場のことを考えたと思う。
 虎ノ門から西新橋へ、そうして経済産業省の前を通って、日比谷公園の西幸門で流れ解散。たかだか30分のデモだったけれど、僕的には、大成功だったと思った。
 団結権しか付与されていない僕ら。その権利のみを合法的に使って、当局に訴えることの大切さ。
 若い職員の間から、「こういうの、定期的にやりませんか?」「とても楽しかった」などなどの声が寄せられる。
 デモに参加しなかった組合員でない職員のみなさん、組合員だけれどデモには参加できなかった職員のみなさん、そうして勇気を奮ってデモに参加した職員のみなさん、今日のお昼、霞が関に響くは、紛れもなく君の声であるはずだ。

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2004/12/07

ドン・キホーテのような

 今日も終日、霞が関を歩き回って明日の昼デモの参加者を組織していました。

 …いや、午前中は、久しぶりに外務省へ。先月請求した情報公開の通知が来て、それは例によって「墨塗りもの」だった。条文が、いきなり四行分ぐらい消えている。これでは、その箇所が、大事なところかどうかもわからないのだった(笑)。だから、全部公開してほしいと思う。まあ、とりあえず、部分公開されたものをもらいに行ったのだ。この問題は、とことんやってやろうと心に決めている。

 夜は、デモの準備。
 いろいろ考えたけれど、プラカードをつくろうと思う。色紙で、五種類のバージョン。アドビの「イラストレーター」っていうソフトでちょこちょこと。それから、デモ前の、アトラクションを引き受けてくれた国民生活公庫の職員に連絡する。この前、不当判決を喰らって元気を失くしていると思いきや、元気いっぱいだった。この人が、どんな見世物を披露するかは、参加してのお楽しみ!!
 しかし、ふと…、プラカードを黙々と作りながら、僕らはドン・キホーテのようなたたかいをしているのだろうか? と思ったりする。大きな風車に向かって、ドン・キホーテとサンチョが猪突猛進する姿が、巨大な権力組織でもある国に対して、小さな小さなデモが風車のようにくるくる回っているような姿に重なって…。いかん、いかん。

 ああ、緊張してきたぜ。

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2004/12/06

12・8昼デモ 本気でやるぜ!

 先週末のブログがとんだのは、仕事が深夜に及んだからで…(そのあと、飲んだからで…)。

 さて、僕が、何をそんなに力を入れて仕事をしているかというと、明後日、12月8日(水)のお昼に、国公一般は、国公労連と東京国公と共同で霞が関一周デモ(最近は、パレードとも言う)を予定していて、その参加確認や準備に追われているからなのです。
 世間的には、真珠湾攻撃の日であり、ロック好きの者にとっては、ジョン・レノンの命日ですが、霞が関的には、定時退庁日です(笑)。
 霞が関の本省庁で働く国家公務員が、メインスローガン「長時間・過密労働とサービス残業をなくしましょう」「今日こそ定時で帰りましょう」「家族そろって夕食を」と訴えてデモ行進するということは、よくよ~く考えると滅茶苦茶スゴイことではないか?
 国(厚生労働省)の出先機関である労働局が、民間企業のサービス残業の是正・指導を本格化させている。そんな情勢のなかで、国のお膝もとの霞が関では、無法が野放しになっているのだ。国家公務員には、労働基準法が適用されないとはいえ、長時間・過密労働の横行で年間7000人が長期病休を取っており、最近でも、毎年、約50億円もの税金が深夜タクシー代に消えているという異常な状況は、いつか誰かが何とかしなければならない矛盾なのだ。「矛盾は、いつか解決される」という命題があるように…。
 僕らのデモ行進が、参加していない(組合に入っていない)職員さん忙しくて参加できない組合員、さらには霞が関を歩く民間企業のサラリーマンに大きな励ましを与えるものであってほしい。国が変われば、それは少しずつ社会全体を変えていくインパクトになる(と思う)。
 参加組織をしていく過程で、職員から「デモなんかして変わるか?」「この20年間を振り返ると、組合活動をやっても労働環境は酷くなる一方だ」という声があがる。僕は、答えに窮(きゅう)する。だって、僕らの要求が実現するには、政府の方針が変わらなければならないからだ。具体的には、定員削減を増員へと変えること。超勤予算を増やすこと。小泉「改革」は、まったく逆を向いている…。
 でも…、よ~く見てみる、曇りのない眼で情勢を見てみる。
 すると、この20年間、変わっていないようでいて、現状の底の底には、大きくなっていく矛盾が見える。
 「いまここで、僕らが諦めてはいけない」
 「僕らのデモは、きっと小さな小さな一歩になるはずだ」

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2004/12/02

よくわかるように伝えること

 このブログは、基本的に僕個人の心情や意見の告白なので、それが国公労連全体の意見や思想だと思われると困るのですが、常々こころがけているのは、誰にでもよくわかるように書くということ。大学時代の恩師に教えてもらった言葉が二つあって、①「事実は、常に具体的である」(マルクス)、②「誰にでもわかるように話す人は、ものごとの本質を知っている人」(これは、よ~く思い出そうとするのですが、誰が言ったのかわかりません)、ということ。①②は、深いところで結びついているような気がしてならない。
 今日は、一日中、霞が関を歩き回っていました。
 全医労(全国の国立病院などで働く看護師さんや職員さんの組合)、全司法(裁判所の職員さんの組合)、全厚生(旧厚生省の職員さんの組合)、全気象(気象庁や観測所で働く職員さんの組合)を訪ねて、12月8日のお昼休みに敢行する、「長時間・過密労働とサービス残業をなくしましょう」霞が関一周デモンストレーション(仮題だけど、長いっ!)の取り組み状況などを教えてもらった。本省庁で働く職員さんは、ものすごく忙しい。ものすごく疲れている。単組を回るだけで、そのことがひしひしと伝わる。
 例えば、ある省庁には、職員さんの休める秘密の休憩所のようなところがあるのだが、今日、その前を通ったら(夕方の5時ごろだったかな)、4人の男たちが、濡れハンカチを目に覆って、爆睡(ばくすい)していた。大きな口をあけて、両肩を下げて、座ったまま寝ていた。よくみると、もう一人の男が、奥の方で、巻貝のようになって寝ていた。合計5人だった。彼らは、ここで束の間の休みを取って、深夜に及ぶサービス残業を強いる職場(戦場)へと向かうのだ。いくら国の行政の責任が、彼らの双肩にかかっているからといって、なんとも異様な風景だった。
 もし、こんなところを「週刊新潮」や「週刊文春」のカメラマンと記者に撮られたら、スクープ「霞が関の閑職!! 勤務時間中にお昼寝」みたいなグラビア記事を捏造(ねつぞう)されかねない。
 僕は、鞄のなかから、「今日も残業かな~、疲れがたまっているし、仕事がいっぱいあるし、」というキャッチコピーで始まる、リーフレット「こんなとき国公一般」を取り出して、戦う男たちの傍らにそっと置いた。起きたとき、どんな反応をするだろうか? 手にとって、「あなたを守る五つの◎二重マル」のページぐらい読んでくれたら…と祈る。もちろん、別に捨てられても構わないのだけれど。
 霞が関では、いろいろなことが起きている。でも、悪いことは、防止しなくてはならない。

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2004/12/01

なんとかしたい、ただそれだけ。

 今朝は、午前8時半から9時半まで、財務省前で定時退庁宣伝を行う。冷たい朝だ。コートを着た職員たちが慌しく財務省に入る、その刹那(せつな)、僕が差し出した機関紙「国公いっぱん」第3号を奪うように取っていく。約1時間の宣伝で、300枚近いビラがはける。同時刻、虎ノ門や総務省前では、国公労連宣伝カーから元気な街頭宣伝が行われている。各単組の役員が、小泉政治の「官から民へ」という無責任なかけ声のもとで、国民のための行政がどのように変質していくのかを具体的に訴えている。
 午後、合同庁舎6号館18階にある公正取引委員会職員組合に行く(初めて)。大企業のあくどい商売方法を摘発する行政部門だが、役員から話を聞くと、もう深夜に及ぶ業務が何カ月も続く部門だというから驚く。昔は、半年ぐらいじっくりと調査して立ち入るような案件も、いまでは3カ月でやらねばならないと言う。だから、組合活動する時間さえ取れないと嘆く。まったく、霞が関は、どこも異常なんだ。
 そのまま5号館へ向かい、全労働(旧労働省の組合)へ。全労働の本省で働く組合員さんは、定時退庁を呼びかける「鐘鳴らし」運動を行っている。各フロアの廊下を、鐘を「カラーン」「コローン」と鳴らして歩き、退庁を促すというのだ。まったく涙ぐましい活動だ。全労働の女性役員さんが、「同じ建物にある全環境(環境省の組合)では、退庁の遅い局、部や課をいちいち調べて、それをワースト順に並べて公表しているんですよ。表の端には、責任者の名前も出ているんです。名前が出た人、嫌だろうな~」と言いながら、その表を見せる。なんだか吊るし上げみたいで、僕は、ちょっと困惑。コーヒーを飲む。
 午後は、夕方までデスクワーク。国公一般の組合員との連絡の段取りなど、すべてメールでやる。
 しかし、キーボードを打ちながらも、霞が関の異常な働き方をいかに規制していくのか、そればかりが頭のなかをぐるぐる駆け回っている。なんとかしたい、ただそれだけの思い。しかし、なんとかなれば、日本全国へ波及するという強い確信がある。
 それから遅い時間になって、ようやくオルグ。全経済(経済産業省の組合)へ行き、顔を出す。いろいろと懇談。それからそれから東京国公へ行き、12月8日に敢行する霞が関一周昼デモの打ち合わせ。仕事を終えた本省組合員が、どかどかと事務所に入ってくる。みんな大変ななかで、何とかしようと活動しているのをひしひしと感じる。
 …と、女性の美しいアナウンスが鳴って、よく聞くと、当局が、定時退庁を呼びかけるものだった。急に空しさが広がる。だって、経済産業省のどのフロアもどの部屋も電気が消されないのだもの!! もちろんサービス残業だよ。
 なんとかしたい、ただそれだけだ。

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